ハムバッカーは、その力強い音とノイズの少なさから、多くのベーシストに愛されています。今回は、ハムバッカー搭載のベースに焦点を当て、人気モデルや選び方のポイントを解説します。どんな音楽スタイルにも対応できる、この素晴らしいピックアップを搭載したベースをご紹介します。
目次
- 1 おすすめのハムバッカー搭載ベース
- 1.1 1. ハムバッカー搭載ベースの特徴
- 1.2 2. ハムバッカーの選び方
- 1.3 3. おすすめのハムバッカー搭載ベース
- 1.4 4. ハムバッカー搭載ベースのメンテナンス方法
- 1.5 5. まとめ:ハムバッカーのベースの特徴が気に入ったら是非トライ!
- 1.6 関連
おすすめのハムバッカー搭載ベース
ブログ記事の概要
ハムバッカー搭載ベースの特徴
ハムバッカーの選び方
おすすめのハムバッカー搭載ベース
メンテナンス方法
1. ハムバッカー搭載ベースの特徴
明確な音色と重厚感
ハムバッカーは音色の立ち上がりが早く、歪みをかけても音の輪郭がはっきりと残ります。重厚感のある低音域と、太く力強い中音域が特徴で、特にベースプレイヤーにとっては、しっかりとした音を得ることができます。
パワフルでノイズが少ないサウンド
ハムバッカーはシングルコイルのピックアップに比べてノイズキャンセリング機能を持ち、演奏中のハムノイズ(60Hzの電磁ノイズ)を排除します。このため、静かな環境で演奏してもバックグラウンドノイズが少なく、純粋な音が得られます。また、ハムバッカーはパワフルな音圧と豊かな低音を特徴とし、特に中低音域の音色がクリアで太く感じられます。
音楽ジャンルに幅広く対応
ハムバッカーは、そのパワフルでしっかりとした音色により、ロックやメタル、ハードロックに最適です。しかし、その音色の調整幅が広く、ジャズやファンク、ブルースにも適しています。例えば、ジャズでは温かみのある音が求められる一方、ロックやメタルでは攻撃的でドライブ感のあるサウンドを提供します。幅広いジャンルに対応できるため、どんなスタイルにもマッチします。
2. ハムバッカーの選び方
- 音の好みに合わせた選択
ハムバッカーはその音色が強調される一方で、各モデルにより音質に微妙な違いがあります。例えば、ジャズやファンクを好む場合は、クリーンで温かみのあるサウンドが得られるモデルを選ぶとよいでしょう。逆に、ロックやメタルなどのパワフルなサウンドを求める場合は、よりアグレッシブで攻撃的な音色を提供するモデルを選ぶことをお勧めします。
- ボディ材と音色の関係
ベースのボディ材は音に大きな影響を与えます。アッシュやメイプルなどは明るくシャープな音を生み出す一方、アルダーやマホガニーなどは暖かみのある豊かな低音を提供します。ハムバッカーのパワフルなサウンドを引き立てるためには、ボディ材の特性を考慮することが重要です。
- ピックアップ配置と音作り
ハムバッカーには、ネック側とブリッジ側にピックアップが配置されているものがあります。ネック側のピックアップは温かみのある音を提供し、ブリッジ側のピックアップはより鋭く、アグレッシブな音が得られます。自分が演奏したい音色や、ジャンルに合わせてピックアップの配置を選ぶことが大切です。

Artec VH59A ヴィンテージトーン アルニコ5カバー ハムバッカーピックアップ
- プレイスタイルに合わせた選択
ベースのネック形状やボディの形状も、演奏のしやすさに影響を与えます。例えば、スラッププレイやフィンガースタイルを多用する場合は、手のひらの使いやすさやピックアップの反応速度が重要になります。自分の演奏スタイルに合ったベースを選ぶことで、快適な演奏を実現できます。
ベース好きなら合わせて読みたい記事
「初心者向け|ベース用エフェクターの選び方とおすすめモデル」
初心者でも安心!エレキベースの始め方と上達のコツ
3. おすすめのハムバッカー搭載ベース
以下のモデルは、ハムバッカー搭載のベースとして特に評価が高いです。音質、コストパフォーマンス、演奏性の面で優れた選択肢を紹介します。
1. Gibson Thunderbird Bass
- 特徴
ギブソンならではのパワフルで太い音が魅力。中低音が豊かで、メタルやロックに最適です。独特のデザインも特徴的。

Gibson USA/Non-Reverse Thunderbird Sparkling Burgundy ギブソン エレキベース サンダーバード
ハムバッカーピックアップ搭載、ノンリバース・サンダーバードベースの魅力
このノンリバース・サンダーバード・ベースは、マホガニー・ボディとマホガニー・ネックを採用し、ローズウッド指板とミディアム・ジャンボ・フレットを備えた高品質な構造が特徴です。2基のサンダーバード・ハムバッカーは、それぞれ独立したボリューム・コントロールを搭載しており、個別に音を調整することも、好みに合わせてブレンドして使用することも可能です。これにより、パワフルでダイナミックな音作りが可能になります。
さらに、マスター・トーン・コントロールを搭載しており、シンプルで直感的なコントロール・レイアウトで、幅広い音色調整が可能です。3層構造のホワイト・ピックガードには、サンダーバードのアイコニックなグラフィックが施され、視覚的にも印象的です。
また、Graph Tech ナットが採用されており、安定したチューニングとサウンドが保証されています。
3ポイント・アジャスタブル・ブリッジは、アクションとイントネーションの調整が非常にスムーズで、演奏者のニーズに合わせたセッティングが可能です。さらに、Hipshot Ultralite チューニングマシンは、軽量でありながら弦をしっかりと固定し、正確で安定したチューニングを提供します。ヘッドストックの重量を軽減することで、ベース全体のバランスも向上しています。
このベースは、ハムバッカーによる力強いサウンドと、使いやすいコントロール機能を兼ね備えた完璧なパートナーです。ロックからファンク、ジャズまで、あらゆるジャンルでその真価を発揮します。
2. Music Man StingRay Bass
- 特徴
ハムバッカーとアクティブ回路を搭載し、幅広い音色を提供。クリアな高音と迫力ある低音が得られ、ファンクからロックまで対応可能。

スターリン ミュージックマン Sterling By Musicman SUB STINGRAY RAY2-BK-M1 ブラック エレキベース スティングレイ
イントロシリーズ StingRay ベース:ハムバッカー搭載で初心者に最適なサウンドと演奏性
ミュージックマンのスタイルを踏襲したイントロシリーズ StingRay ベースは、初心者にとって理想的なモデルです。このベースの特徴は、パッシブエレクトロニクスとハムバッキングピックアップを搭載している点で、馴染み深く万能なトーンを提供します。力強い低音からクリアで温かみのある高音まで、幅広い音色を自在に操ることができます。
38mmのナット幅と輪郭のあるボディは、演奏時に優れた快適さを実現し、サテン仕上げのハードメープルネックは滑らかで操作性抜群。初心者でも簡単に弾きこなせるよう設計されています。シンプルで直感的なデザインながら、ハムバッカーの持つ力強さと豊かな音域で、あらゆるジャンルに対応できる万能なベースです。
3.Epiphone/Thunderbird 60s Bass Ebony
- 特徴
ギブソンのThunderbirdのエントリーモデル。コストパフォーマンスが良く、ハムバッカーによるしっかりとした音作りが可能。

Epiphone/Thunderbird 60s Bass Ebony エピフォン サンダーバード
サンダーバードベースがエピフォンで復活!パワフルなハムバッカーサウンドでロックを再現
The Who、Lynyrd Skynyrd、Cheap Trickといったロックバンドに愛されてきたアイコニックなサンダーバードベースが、エピフォンで新たに登場!新デザインのProBucker Bass Humbuckerと、ヴィンテージスタイルの60s Thunderbird Tune-o-maticブリッジ、およびClawテールピースの組み合わせにより、圧倒的な存在感と共に、強力でパンチの効いたサウンドを提供します。
ハムバッカー搭載により、力強く深みのある音色を実現。ロックやハードロックに最適な、パワフルでダイナミックなトーンが特徴です。これにより、他のベースでは表現しきれない圧倒的な音の広がりを得ることができます。見た目のインパクトに違わず、そのサウンドも抜群に主張が強く、プレイするたびにロックの真髄を感じさせてくれます。
このサンダーバードベースは、ハムバッカーの特性を最大限に引き出し、ヴィンテージとモダンを融合させた最高のサウンドを提供。ロックバンドのエネルギーを感じながら、その存在感を一段と引き立てる一品です。
個人的な感想
このベースのサウンドは非常にアグレッシブでありながら、細やかなニュアンスも大切にされているため、ライブパフォーマンスだけでなくスタジオ録音でも素晴らしい成果を上げてくれること間違いなしです。
さらに、ハムバッカー搭載のため、ノイズが少なくクリーンな音質が維持される点も高ポイントです。
4. Ibanez SR Premium Series
- 特徴
コンパクトで操作性が良く、プレイアビリティが高い。幅広いジャンルに対応し、しっかりとした中音域が特徴。

Ibanez/Premium Series AZ427P2QM-TUB (Twilight Blue Burst) アイバニーズ [7弦モデル]
新世代ギタリストのためのスタンダード・モデル:AZ Premium 7弦ハムバッカー搭載ベース
AZ Premium 7弦ベースは、現代のギタリストにとって理想的なスタンダード・モデルと言えるでしょう。ハムバッカーを搭載したことで、力強くクリアな音色が得られ、広範な音域をカバーします。
特に低音域のしっかりとした響きが際立っており、メタルやフュージョンなどのジャンルに最適です。サウンドの深さとバランスが絶妙で、表現力豊かな演奏が可能です。
友人に一度借りて弾かせてもらった時、実際に弾いてみてその軽快な弾きやすさに驚きました。ネックのスムーズさとボディのフィット感が素晴らしく、長時間の演奏でも疲れません。
また、ミュージシャンからの評価も高く、特にそのピックアップの精度と音質の安定性は、プロフェッショナルにも愛用されています。7弦ならではの音域の広さを活かし、ジャンルを問わず様々なスタイルに対応する、非常に高性能なモデルです。
5.Fender フェンダー 製エレキベース Vintera® II '70s Telecaster® Bass

Fender フェンダー 製エレキベース Vintera® II '70s Telecaster® Bass
- 特徴
伝統的なプレシジョンベースにハムバッカーピックアップを搭載。クラシックなサウンドを持ちながら、ノイズが少ないため演奏しやすい。
Vintera® II 70s Telecaster® Bass:ハムバッカー搭載で70年代のサウンドを現代に蘇らせる
Vintera® II 70s Telecaster® Bassは、70年代のタイムレスなフェンダーサウンドを見事に再現し、現代的なアップデートが施されたアイコニックなベースです。アルダーボディとメイプルネックが組み合わさり、パンチと透明感が際立つクラシックなフェンダートーンを提供。さらに、ヴィンテージスタイルのワイドレンジベースハムバッカーが、温かくダイナミックでパワフルな音色を実現し、あらゆるジャンルでその真価を発揮します。
個人的には、このベースが特におすすめです。まずその音色が素晴らしく、ハムバッカーの深みのある低音とクリアでシャープな中高音が絶妙にブレンドされており、どんなプレイにも対応できる柔軟性があります。70年代のCシェイプネックは非常に快適で、直感的なプレイアビリティを提供。7.25インチラジアスの指板とヴィンテージトールフレットにより、大胆なベンディングや繊細なビブラートが簡単に決まります。
また、ヴィンテージスタイルの2サドル式ブリッジと「Fender」刻印入りのチューニングマシンが、クラシックな外観を保ちながら、イントネーションとチューニングの安定性を向上させています。価格、ビジュアル、音色のバランスが非常に優れており、フェンダーらしい伝統を感じさせるこのモデルは、5本の中で最もおすすめの一本です。
Vintera® II 70s Telecaster® Bassで、70年代の魅力的なサウンドを手に入れ、あなた自身の音楽を創り上げましょう。
私個人の感想
価格帯も非常に魅力的で、手頃な価格でこれだけの音質とプレイアビリティを提供してくれるので、コストパフォーマンスの面でも最高に満足しています。プレイヤーのインスピレーションを引き出すこのベースは、他の5本の中でも間違いなく一番のお気に入りです。
音楽に本気で取り組むプレイヤーにこそぜひ手に取って欲しい一品です。
ハムバッカー搭載のベースを使用している日本人の有名プレイヤーは
1. 高橋幸宏 (Yukihiro Takahashi)
- 使用ベース: Gibson Thunderbird
- 特徴: 日本の音楽シーンで非常に著名なベーシストで、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)のメンバーとしても知られています。高橋幸宏は、特にロックやシンセポップの楽曲でその力強いベースサウンドを活かしており、ハムバッカー搭載のギブソン・サンダーバードを使用することが多いです。
2. ロッキー (ROCKY)
- 使用ベース: Music Man StingRay Bass
- 特徴: 日本のロックバンド「The Yellow Monkey」のベーシストで、音楽と演奏において革新性を追求し、パワフルでグルーヴ感のあるベースラインで多くのファンを魅了しています。ミュージックマン・スティングレイを愛用しており、そのハムバッカーピックアップの特徴を活かした力強い音を作り出しています。
3. TOKIE
- 使用ベース: Gibson Thunderbird
- 特徴: ベーシストTOKIEは、特にハードロックやメタル、ポストロックで活躍しており、ギブソン・サンダーバードを好んで使用しています。彼はそのダイナミックでアグレッシブなベースラインで知られ、ハムバッカーのパワフルな音作りを駆使しています。
4. ハムバッカー搭載ベースのメンテナンス方法
- ピックアップの調整
ハムバッカーの高さや角度の調整で音色を微調整できます。自分の好みに合わせたセッティングを探ってみましょう。
- 弦の選び方
ハムバッカー搭載のベースは、弦選びによっても音色が大きく変わります。ニッケル弦やステンレス弦など、異なる素材の弦を試すとよいでしょう。
- 定期的なクリーニングとメンテナンス
弦交換やポットの清掃など、定期的なメンテナンスで長く良い音を楽しめます。
PR
この記事は
ライブハウスUntitledなどを運営する
el music entertainment
が作成しています
レンタルスペース、東京都上野駅 100名規模
DJイベント、オフ会、ファンミーティング
マイク、音響完備のステージ
土日料金 半日¥49800-終日¥99800-
100名規模で都内最安値でレンタルできる会場
場所:
台東区上野公園、東京芸大近く
イベントスペース Untitled
[リンク: https://www.mobile-untitled.com/]

5. まとめ:ハムバッカーのベースの特徴が気に入ったら是非トライ!
ハムバッカー搭載のベースは、ノイズが少なく、パワフルで多様な音色を提供するため、さまざまなジャンルに対応できる非常に優れた選択肢です。特にロックやメタルなど、音量や重厚感が重要なジャンルにおいては、その音圧と音色の安定性が際立ちます。しかし、その魅力はそれだけにとどまらず、ジャズやファンクといったジャンルでも、温かみのあるクリーンな音や、独特の中低音域を活かした演奏が可能です。
まず、ハムバッカーの特徴として、シングルコイルピックアップに比べて、バックグラウンドノイズを減らす優れたノイズキャンセリング機能が挙げられます。これにより、演奏中の不快なハム音を抑え、クリーンで明確な音を実現できます。
音質についても、ハムバッカーはその強力でしっかりとした低音域、豊かな中音域、さらには高音域においても粒立ちの良さが特徴で、様々な音作りに適応できます。これにより、特に重厚でクリアなサウンドが求められるロックやメタルなどのパフォーマンスに最適です。
次に、ハムバッカー搭載ベースを選ぶ際には、音色や演奏スタイルに合わせて慎重に選ぶことが大切です。音の好みを理解し、自分が演奏するジャンルに適した音を提供するベースを選びましょう

Squier by Fender スクワイヤー エレキベース Paranormal Rascal Bass HH
。例えば、ジャズやファンクでは温かみのあるクリーンなサウンドを求める一方、ロックやメタルではよりアグレッシブでパワフルな音が求められます。また、ボディ材やピックアップの配置、さらにはネック形状なども音色や演奏性に影響を与える要素となります。
自分のプレイスタイルや音の好みに応じて最適な選択をすることで、サウンドの幅を広げ、より良い演奏体験を得ることができるでしょう。
おすすめのハムバッカー搭載ベースとして紹介した Gibson Thunderbird Bass や Music Man StingRay Bassなどのモデルは、それぞれ異なる魅力を持ちながらも、共通してパワフルで安定した音作りを提供します。特に音作りの幅広さや、さまざまな演奏スタイルに対応できる点が、これらのモデルを選ぶ理由となります。
最後に、ハムバッカー搭載ベースはその音の強さだけでなく、ノイズの少なさや安定性にも優れており、演奏の快適さと音質の両方を求めるベーシストにとって理想的な選択肢です。
選び方としては、自分が求める音を理解し、音色や演奏性を最適化できるモデルを選ぶことが大切です。ピックアップの配置やボディ材、ネック形状を考慮した上で、自分にぴったりのベースを見つけ、より自由で表現力豊かな演奏を楽しんでください。
- プロ使用!ハイエンド・ギターシールドの世界へようこそ。
- 「初心者向け|ベース用エフェクターの選び方とおすすめモデル」
- サマーソニック2025でHYDEと黒夢が同日出演決定!
- 木造と鉄筋、どっちが防音に有利?音のプロが断言する“鉄筋一択”の理由
- ダイレクトボックス(DI)とは?初心者からプロまで使いこなすための完全ガイド