初心者のための歪みエフェクター入門講座！まずはここから始めよう

ギターを弾き始めて、次に気になってくるのが「エフェクター」。

中でもまず最初に手に取りたくなるのが

「歪み系エフェクター」

かもしれません。

でも、歪みってそもそも何？

アンプでも歪むって聞いたけど？

いろんな種類があって迷ってる…

そんなあなたのために、歪みエフェクターの基本を順番に解説していきます！

脱初心者！歪みエフェクター入門講座

この記事でわかること

• 歪みエフェクターの基本がわかる
• 種類の違い（OD/DS/Fuzz）がわかる
• アンプとの違いがわかる
• ノブの使い方・調整法がわかる
• GAINとVOLUMEの関係がわかる
• 単体とマルチの選び方がわかる
• 複数エフェクターのつなぎ方がわかる
• 電源の選び方がわかる

歪みエフェクターとは？

まず、本記事で扱うのは「歪み（ひずみ）エフェクター」と呼ばれる種類のものです。

本来「歪み」とは、音量や信号が回路の限界を超えたときに起きる現象。

しかしギターの世界では、この「歪み」こそが心地よいサウンドとして評価されています。

そしてこの歪みを人工的に作り出すのが「歪みエフェクター」です。

• 比較的変化がわかりやすい
• ロックギターには欠かせない
• 初心者にも扱いやすい

…そんな特徴から、最初の一台として選ばれることが多いのです。

アンプでも歪むって本当？

実は、ギターアンプの中にも歪み機能がついていることがあります。

たとえば「GAIN」

や

「OVERDRIVE」

「DISTORTION」

といったスイッチがアンプにあれば、それは歪みのエフェクターと同じような役割を果たしているのです。

ですが、アンプで得られる歪みには限界があります。

ライブやスタジオではアンプが自分のものとは限らず、設定もバラバラ。

そんなとき、自分好みの歪みを持ち歩けるのがエフェクターの魅力です。

ライブハウスによって置いてあるアンプはそれぞれ違うので、毎回違う歪みの音になってしまうとバンドのセッティングや音作りが大変！いつもと、同じ自分の好きな音で安定した演奏をしたい人にはお気に入りの歪みエフェクターを見つけることはとても大切！

脱初心者！基本的な歪みエフェクターの種類を覚えよう！

歪み系のエフェクターは本当に、定番のものからマニアックなものまで、沢山あるんですが、歪みには大きく分けて3種類あります。それぞれの特徴をざっくり見てみましょう。

オーバードライブ（OVERDRIVE）

• 一番基本の歪み
• 自然で柔らかい
• クランチ〜軽めの歪みに向いてる

ディストーション（DISTORTION）

• より強調された歪み
• パワフルでワイルドな音
• ロックやメタルに最適

ファズ（FUZZ）

• 破壊的で荒々しい
• スピーカーが壊れたような音とも言われる
• 扱いは難しいがクセになる音

歪みエフェクターの使い方・設定

歪みエフェクターにはツマミ（ノブ）がいくつかあります。

どの機材にも必ず設置されている代表的なものを紹介すると・・・

• LEVEL / VOLUME / OUTPUT：音量（アンプへ送る信号量）
• TONE / BASS / MIDDLE / TREBLE：音色調整（低域〜高域）
• DRIVE / DIST：歪みの強さ

セッティングの基本ステップ

1. ノブをすべてゼロに戻す
2. エフェクターはOFFのまま、アンプをクリーンな設定に
3. アンプのボリュームを決める
4. エフェクターをONにし、少しずつ各ツマミを上げていく

【深掘り解説】GAINとVOLUMEのバランスで歪みは変わる！

歪みエフェクターやアンプを使うとき、「GAIN（ゲイン）」と「VOLUME（ボリューム）」のバランスは音作りの要です。

GAIN
入力信号の量（どれだけ押し込むか）

GAINは、ギターの信号をどれだけ増幅するかという設定です。

この数値が高いほど、回路に大きな信号が送り込まれ、音が歪みやすくなります。

VOLUME
出力音量（どれだけ外に出すか）

VOLUMEは、その歪んだ音をどれくらいの大きさでスピーカーに送るかを決めます。

つまり、音の「大きさ」そのものの調整です。

イメージで理解する：水道の例え

• GAINは蛇口のひねり具合（水を出す量）
• VOLUMEはホースの先のバルブの大きさ（どれだけその水を通すか）

GAINを全開にして水を全力で流しても、VOLUME（バルブ）を閉じていれば、水（音量）は少ししか出ません。

逆にGAINが少なくてもVOLUMEが大きければ、水はスムーズに流れますが、勢い（歪み）は弱い

実践アドバイス：どう設定すれば？

歪みエフェクターのつまみの位置を設定する時の初心者向けの基本設定例を紹介します。

初めてのロックサウンド

• GAIN：2時（やや強め）
• VOLUME：11時〜12時（中程度）

クランチ気味の歯切れよいサウンド

• GAIN：10時（軽め）
• VOLUME：1時（やや大きめ）

音の太さやギターの歪みの存在感

• GAINとVOLUMEをバランスよく1時前後に

ギターにおすすめのリバーブのエフェクターを人気の定番機種を紹介。

ギターの音に“奥行き”や“空気感”を与える魔法のような存在、それがリバーブ・エフェクターです。スタジオでもライブでも、リバーブはプレイに表情と深みを加える欠かせないツール。 でも、「どれを選べばいいか ...

「初心者向け｜ベース用エフェクターの選び方とおすすめモデル」

ベース初心者が最初にぶつかる壁のひとつが「エフェクター選び」。種類も多く、価格帯も幅広いため「結局どれを買えばいいの？」と迷う人が多いはず。この記事では、初心者でも失敗しないエフェクター選びのコツを紹 ...

歪みエフェクター設定
よくある失敗とその対策

エフェクターをせっかく購入したのに、スタジオやライブハウスでいい音がでず、困っている初心者の方は本当に現場によくいます。

特に多いのが、音のこもりとハウリング

ともに、ゲインとボリュームのバランスで解決するので、基本をしっかり覚えておきましょう！

音がこもってる

原因：GAINが強すぎ & VOLUMEが小さい

対策：VOLUMEを上げてバランス調整

音が細く弱い

原因：GAINもVOLUMEも小さい

対策：両方を12時付近にセットして調整

音割れ・耳障り

原因：VOLUME過多 or 高音域の暴走

対策：TONEやTREBLEを絞って

ハウリングが止まらない

原因：GAINが高すぎる

対策：GAINを絞ってVolumeをあげて

プロ使用！ハイエンド・ギターシールドの世界へようこそ。

「ケーブルなんてどれも同じ」――そう思っていた時期が、僕にもありました。 でも、スタジオで録った音が「なんか違う」と感じたとき、真っ先に疑われるのが“シールド”だったりするんです。 実は、ギターの音は ...

まとめ：GAINとVOLUMEのバランスは「音の性格」を決める！

ギターの歪みサウンドは、GAINとVOLUMEというたった2つのツマミのバランスで劇的に変わります。

• GAINは「どれだけ歪ませるか」
• VOLUMEは「音をどれだけ出すか」

このシンプルな仕組みを理解することで、自分の理想とするサウンドに一歩近づけます。

今回ご紹介したように、歪みには種類（オーバードライブ・ディストーション・ファズ）があり、エフェクターの使い方や接続、電源選びまで、奥深くも楽しい世界が広がっています。

でも最初は、難しく考えすぎなくて大丈夫。

まずは一台の歪みエフェクターと向き合い、自分の手で音を作りながら「好きな音」「気持ちいい歪み」を見つけていくことが一番の近道です。

あなたの部屋でも、スタジオでも、ライブでも。
環境に合わせて微調整しながら、自分だけのサウンドを育てていきましょう。

音作りは“正解”じゃなく、“好み”です。
失敗や試行錯誤こそがギタリストの成長。
さあ、今日からあなたも「音作りの冒険」へ出発です！

• 初心者のための歪みエフェクター入門講座！まずはここから始めよう
• 440Hzは人間をコントロールする音？528Hzが“本当の調律”とされる理由
• 個人でもできる！自主企画イベントの主催方法と成功のコツ
• 地下アイドルのライブではチェキ会スペースの確保ができる会場選びを
• アイドルライブの会場をレンタル！東京で１００名規模が格安で！

• 初心者のための歪みエフェクター入門講座！まずはここから始めよう
• 440Hzは人間をコントロールする音？528Hzが“本当の調律”とされる理由
• 個人でもできる！自主企画イベントの主催方法と成功のコツ
• 地下アイドルのライブではチェキ会スペースの確保ができる会場選びを
• アイドルライブの会場をレンタル！東京で１００名規模が格安で！