意外と安い!動画撮影に使える室内用LEDライトは初心者に最適
Youtubeなどの動画を作成するにあたり、必須の道具があります。
それが、照明(ライト)になります。自宅や個室でYoutubeを撮影するスタイルが増えてきましたが、家庭のお部屋で使う電気の光量は、カメラが必要とする光量に対して、基本的に足りていません。
なので、動画を撮影する際には、照明ライトの準備は必須
となります。
初心者向けの照明に対する疑問。
- 照明ライトがないとどうなる?
- 照明ライトはなんでもいいの?
- 照明はLEDと普通の電球どちらを使えばいいの?
- 撮影スタジオと自宅スタジオの違いは?
- 照明のメリットは?
照明ライトがないとどうなる?
カメラの仕組みの基本のお話
どのカメラにも必ずISO感度という概念があります。
ポイント
ISO感度とは
これは、いわゆる、撮影などに使うカメラの感度を示す数値になります。
レンズに入っている光をどれくらい増幅させるか?
という数値で、光の量で画像の見え方の印象というのは大きく変わるので、ISO感度を適切な値に設定することが大切です
明るい場所で撮影する場合
ISO感度が低くなる
暗い場所で撮影する場合
ISO感度が高くなる
ISO感度は、高くなるとノイズが乗って画質が劣化します。
よって、撮影する人は以下の選択肢を持つことができます
- 照明を使わないで撮影し、仕上がりが暗めの動画になる
- ISO感度をあげて、明るめの動画にはなるがノイズが乗っている
- 照明を使い仕上がりが明るめでノイズがない動画になる
当然、照明を設置することで、動画のクオリティが上がる
というのは、上記の説明から理解できると思います。
照明ライトはなんでもいいの?
動画撮影に使えるライトはいくつか種類があります
白熱電球
ダイソーなどで、100円で売っている昔ながらのやつです
安いのが最大のメリットですが
使ってたりオンオフを繰り返すと電球切れが頻繁に起きる
電力がバカデカイので家庭や場所によってはブレーカーや電力容量によって、十分な光量で使えない場合がある
のちに説明するLEDライトと白熱電球では5倍以上の消費電力差がでるので、電力の容量次第で使えるライトの数も限られてきます。
特に家庭用の電源では、さまざまな電化製品を一つの電源から共有していることが多く、注意が必要です。
蛍光灯
オフィスの天井なんかによく設置されてある照明です。
値段が安くて白熱電球より寿命が長いのでオフィスなどで今でも使われています。
デメリットとして、蛍光灯は映像がチカチカ光ってしまうフリッカー現象を引き起こしてしまうことがあります。
フリッカー現象とは?
古い蛍光灯がチカチカしているシーンをテレビなどで、見たことがありませんか?
あれが、一番、馴染みのある光景だとおもいますが、新しい蛍光灯などでも起きることがあり、それをフリッカー現象とよび、そのまま動画にチカチカが記録されてしまうので、要注意が必要です。
(肉眼では古い蛍光灯くらいの劣化が起きるまで感知することができないレベルですが、カメラに記録するとそれを感知できてしまうという感じです。)
フリッカー現象は蛍光灯とLEDライトの構造上の問題から発生するもので、個体によりちらつきは発生したりしなかったりするもので、対策としてはカメラの方で行う必要があります。
フリッカーのちらつき現象に対するカメラの対策
フリッカーのちらつき原理を利用して、動画を撮影する際にカメラの設定を変更することで、動画でもカメラにフリッカーのチカチカを入れない対策が可能です
フリッカーのちらつき対策を行うにはシャッタースピードを調整すればOK
東日本現場
シャッタースピードを 1/50秒 もしくは 1/100秒 にする
西日本現場
シャッタースピードを1/60秒 もしくは 1/120秒 にする
これが、一般的なフリッカーちらつき対策のカメラの設定です。
理由としては、西日本と東日本電力とヘルツに起因するものですが、理解してもしなくてもあまり関係はないので、スタジオなどでチカチカするフリッカーに困った場合は、上記の数値に設定することで対策をする
ということを覚えておきましょう
iPhoneで撮影する場合ってちらつくフリッカー対策は可能?
iPhoneでは、動画を撮影する際にシャッタースピードを設定する機能が付いていません。
iPhoneの場合は、一般的に下記の方法で対策を行う
というのが現状のちらつき対策です。
iPhoneのフリッカー対策
画面のタップでピントの合わせ直しを何度か行う
この操作で、内部的なシャッタースピードなどが調整されるようでそれで、フリッカーが消えちらつきが治るケースがあるようです。
現時点では、お祈り対策しかできない感じですね。。
LED
最近でてきた省エネ電力のライトです
今世界に存在する電灯の中で、電力代が劇的に安く、超寿命のライトです
細かい説明は不要で、今どんどん世界中の電灯がLED化していってますね。
撮影の世界でも同じです。
照明はLEDと普通の電球どちらを使えばいいの?
LEDライトは、少し前までは割高なものでしたが、最近、技術の進歩により、初心者にも扱えるような簡単な仕様で撮影用ライトとして登場して、Youtubeの動画撮影の必須のアイテムになりつつあります。
また、世界的なエコへの関心の高まりもあり、企業努力などが認められ、初心者が家庭で動画を撮影するのに気軽にできるレベルで購入できる価格他のものが増えてきました。
LEDライトは、基本、白熱電球と蛍光灯に劣る部分がほとんどなく、多くの撮影スタジオで照明のLED化がすすんでおり、特殊な効果を期待しない限りはLEDを選択することがおすすめです。
撮影スタジオと自宅スタジオの違いは?
RADIOVOX AKIHABARAでは、初心者に使いやすいLEDの室内用ライトを複数本用意しています。(ご利用者は自由にこちらを使うことができます)
RADIOVOXでは、サンテックのLEDパネルライトを常設しています。
SUNTECH
サンテックスリムライト
基本的に、家庭でYoutubeを再生する方も多いですが、色々な環境で照明を置くことができない
という方もいくらかいらっしゃると思います。
そういう方は、間違いなくYoutubeの撮影をする場合は、動画の撮影が可能なスタジオを利用することをお勧めします。
撮影用スタジオではほぼ、必ず撮影用のライトが用意されています。
注意
撮影用のスタジオでは室内用のLEDライトなどの常備設備があるケースがほとんどですが、いわゆるレンタルスペースのようなところや、会議室のようなところでは照明が常設されていないケースがありますので、要注意となります
会議室やレンタルスペースの照明は、蛍光灯などを利用していることが大半です。
また、撮影を想定していない光量で照明が設置されていますので、ご自身で照明を持ち込むことをお勧めします。
LEDの室内用パネルライトは、折りたたんだり持ち運んだりすることが簡単にできるのでおすすめです。
初心者にオススメしたい1万円以下で買える室内用LEDライト
初心者向けのLEDパネルライトの
定番 Neewer
リングライト、パネルライトなど安い値段で手に入る家庭用、室内小向けのLEDライトを多数販売
LEDライト入門・初心者ならNeewer一択で間違えることはありません。
RADIOVOXでは、サンテックのLEDライトを利用していますが、Neewerの方が価格が半額以下の価格帯となっており、初心者にはこちらの方がおすすめです。
「neewer-store」は、ブランドNeewerの直営ショップです。
Neewerは3つの大陸に多数の支店があり、撮影、ビデオ、音楽機器において、グローバルリーダーである。 プロフェッショナルで素敵な製品を提供できるように全力を尽くしています。
Neewer Shop
照明のメリット
照明に関する基本的なことをおつたえしましたが、シンプルに照明をいれることはメリットしかありません
とくに最大のメリットは被写体に対する恩恵です
人間を被写体とする場合
ほぼ、すべての被写体が綺麗に映ります。
つまり
可愛く映れる、かっこよく映れる
ということです。芸能界や選挙などもそうですが、宣伝用の写真を撮影する際に、必ず大容量の光量の下、撮影を行うのは、この結果に必ず結びつくからです
被写体が食材や服飾品などの場合
色などが、鮮やかにはっきり映ります。
当然、美味しそう とか かっこいい 綺麗
という印象を見ている人に与えることができます。
上記の印象を見ている人に与える方が、当然売り上げや印象に直結するのは、明らかであるということはどなたでもわかると思います。
なので、誰かに何かを発信する
という目的で、動画や写真を撮影する場合は、照明を使う方が圧倒的にアドバンテージがあるというわけです。
動画撮影をしよう!
と決めたのなら、まずは照明を準備するところから最初の一歩ですね
ブログ運営:el music entertainment
2013年、派遣アルバイトで貯めたお金で、たった一人でライブハウスを設立。そこから、紆余曲折を経て、様々な音楽やアーティストに関わる事業を展開しています。ライブハウス、音楽スタジオ、レコーディング、アイドル、撮影スタジオ、独立開業、防音工事、楽器や機材、事業に関わる様々なお話。
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