フェイスブックさん、社名をメタバースと大きく変更してしまうww
本日、とんでもないニュースが出てきました。
あのインスタグラムを支配している、フェイスブック社が社名をメタバースへ変更。
Facebookが「Meta」(メタ)に改名。メタバース・ファーストのソーシャル技術企業へ
フェイスブックといえば、 SNSとメディアを支配して世界中の人類の個人情報を掌握している4大企業の一つです。
GAFA
- Amazon
- Apple
この4大企業は今の人類の生活に根強く結びついており、様々な個人情報を保有しており、限りなく人類の必要なニーズに応えられる商品を作ったり、情報を提供し続けることができ無双状態となっています。
そんな背景でのフェイスブックのキャリアチェンジ。
個人的には、これは、今年最大のニュースです。
世界4大企業GAFAの一角が、SNSメディア運営から、業務を転換して、社名をメタバースにする。
これが、どういう意味をさすのか?これが、エンタメ業界に何を起こすのか?深掘りしたいと思います。
そもそも、メタバースって何?
って話ですが、いわゆる仮想現実空間という世界です。
仮想現実って、なんかゲームとかアニメの世界だとおもいませんか?
それを、ソーシャルネットワーク最王手が、それを主軸に事業を展開するという発表があったわけです。
こんなすごいことはないですよね。
もう簡単にいうなら、
これから、仮想現実での暮らしを当たり前にしていきますよ!
宣言なんです。これは、小さいベンチャー企業は昔から発信していた世界観です。
でも、小さいが故に影響力がなかった。
それを、世界最大規模の事業者が発信したのです。
仮想現実空間がテーマのゲームやアニメといえば
- ソードアートオンライン
- ワールドトリガー
シリーズが有名ですね。
ゲームの中の世界で、新しいアバターを使い人生を送ると言ったようなテーマのストーリーです。
メタバースが今まで流やらなかった問題点
- 所詮はゲームであるということ
- 仮想であるということ
- 失うものが何もないということ
- ゲームオタクの妄想であると思われてる
この辺りのせいで、ゲームという位置付けから抜け出すことができず、ゲーム好きの人しか注目しないテーマでした
しかし、フェイスブックがそれを発表したことにより、もはや、メタバースの世界観はゲーマー以外の普通の人間も身近に考えては行かないといけないテーマになってしまったのです
コロナ以降、リモートワーク推奨などによりこれらの技術が飛躍的に進歩して、いくつかの技術が実用化段階に達して、メタバースの世界に大きな影響をあたえるようになったんです
仮想通貨
ブロックチェーン
NFT
これが主にコロナで大きく成長した技術の分野です
この言葉を聞いて、怪しい
とおもったら、
もうそれは完全に時代遅れです。
一刻も早く勉強をしましょう。
これがメタバースの世界になにをもたらすのかというと、それは
かぎりなく人間の現実世界に近い感覚です。これがあることで、ゲームの仮想空間と現実の世界の境界線が曖昧になり、いずれメタバースが普通の現実の世界と同じレベルで認識される時代が来る
そんなターニングポイントになる日が、今日のフェイスブックのメタバースへの社名変更であると思います。
仮想通貨、ブロックチェーンについて
怪しい・・・
と思ってしまいませんか?
iPhoneもフェイスブックもアマゾンもみんなそうでしたよ。
ビットコインなどが一番、馴染みが深いですが、これはいわゆるオンラインのお金のようなもの。ゲームの中の通貨(ギルやゴールド)みたいなものです。
所詮は、ゲーム内通貨はゲーム内の通貨であり、金銭的価値はありませんでした。
しかし、
仮想通貨は自国の通貨に換金することができて、日本では円と同様の資産価値があります。
今までゲーム内の通貨がなぜ金銭的価値を持たなかったか?
ということですが、例えば
- セーブデータが消える
- プレステが壊れる
- バグる
などが発生した時に、その数値データは消えて無くなり、自分がいくらもっていたかの証拠すら残ることはありません。
こんなものに金銭的価値がつくわけがないのです。
こういったことから、ゲームのデータ信頼性が担保されていないことから、無理やり換金して現金として交換するなどを禁じらていました。
いわゆるRMTの禁止というやつです
ポイント
RMT
リアルマネートレード
一昔前にはやった、ゲームなどのセーブデータやアイテムなどを現金化してヤフオクやメルカリなどのマーケットで売買して金銭的収入をえること。データの信頼性に裏付けがない限りなく怪しい現金取引。
しかし、ブロックチェーンという擬技術が大きく進歩して、デジタルの中での貨幣の存在というのが現実の硬貨や紙幣と同じレベルで価値を裏付けし担保されるようになったんです。
もちろん、100%ではありません。
例えば、世界中にコンピューターウイルスが蔓延してサーバーがクラッシュみたいなのがあれば、消えてしまうと思います。でも、それは現実世界でも同じ。家の金庫が火事や津波の被害にあえば、通帳ごとなくなれば同じことですよね。
そして、この二つをうまくゲームの世界の中に組み込む動きがここ数年で出てきて、今現在、メタバース空間で色々なゲームのアイテムだったり、土地だったりが仮想通貨をベースにしてやりとりされるようになりました
NFTの登場が大きく形成を逆転させる
そして、その技術革新の結果、満をじして登場したのがNFTとなります。
NFTはいわゆる、昔でいう絵のサイン、今でいうジャスラックの著作権みたいなやつの上位互換です。
例えば、絵にサインがあっても
それって本物のサインかわからないですよね?
それを鑑定する鑑定師がいたりとか、鑑定書があったりだとか。
はたまた、鑑定書自体が本当かどうかわからないので、それを鑑定する人がいたりとか・・・
昔からアート作品の真贋というのは、なかなかそれを担保するのがむずかしいところがありました。
NFTという技術はデジタルでそれをおこなうため、人類の歴史の中で唯一無二の信頼性が担保できるんです。
つまり、どういうことがおきるかというと
ゴッホのひまわりの絵がある
一応サインしてある
1億円です。買いますか?
っていわれても、迷いますよね?
本物なの?なんでここにあるの?なんでもってるの?
みたいないろんな疑惑が次々と生まれます
それにたいして
ゴッホのひまわりがデジタルでNFTとして裏付けされて存在している
場合
何も迷うことなく、本物と認識できるんです。
1億円払う場合、どちらに払いますか?
確実に後者ですよね。
いや、飾れないじゃん。データでしょ、所詮は。
て思ってますか?
あなたは、何のために絵を飾りますか?
見るため、もしくは、誰かに見てもらうためでよね?
- 自宅に飾る場合は、自分や来客が見る
- オフィスに飾る場合は、来賓が見る
ですよね。
冷静に考えてみてください
自分の家やオフィスより、メタバース内の家やオフィスの方がトラフィックがあった場合、どっちに意味がありますか?
ということなんです。
要するに、なにが起きるかというと、現代あまり価値が反映されていないアートの分野に対して新たな需要とマーケットが生まれ
アートにお金を投資する機会が飛躍的に上昇する!
ということなのです。
フェイスブックが参戦したメタバースで可能なこと
メタバースではいろんなことが可能です。
- 普通に生活
- コミュニケーション
- 音楽ライブ
- ゲーム対戦
- 会議・打ち合わせ
- 合コン
- スポーツ
- 建築
- 恋愛
- 勉強
- 商品売買
つまり我々がPCで作業していることなら、大体なんでも全部できてしまいます。
現時点でできないのは食事くらいじゃないでしょうか。
そして、それに全て現実世界と同じ
- 商業価値
- 投資価値
- 資産価値
がつくのです。
当然、メタバースはゲームのようでゲームでないので、リスクを伴います
- 資産を失うリスク
- 土地を失うリスク
- 時間を失うリスク
- 投資したものが減価するリスク
しかし、このリスクって我々が日常生活で背負っているリスクと同じですよね。
現実世界と同じリスクを背負うことで、仮想空間世界の魅力というのはむしろ高まっていくのです。
何かをかけないとおもしい興行にはならない
人気Youtuberの朝倉未来が最近動画でこういう発言をしています。まさに、その通り。
すべてのものがメタバースにいずれ移行する可能性が高い
- 音楽ライブ
- 格闘技
- スポーツ
- セミナーなどの集会
などいずれ、どんどんメタバースの世界に移行していくであろうと思います。
理由として、メタバースの方が安全であるし、表現力が高まるからです。
例えば格闘技に関してですが・・・
格闘技自体、実際、リアルに殴り合っていますが、相手を殺さないように、致命傷を与えないよう色々な対策が行われていて、命をかけた真剣勝負には見えますが、戦場での殺し合いとは違います。つまり、リアルのようでリアルでない、造られた世界。一種のゲーム(乱暴な表現ですけど)に近いという解釈も可能なわけです。
じゃあ、実際なんで殺しあわないの?
ってことですが、それは人類の長い歴史が出した現時点での結果です。昔は殺しあってた時代もありましたよね。
2021年では人類の長い歴史の中で、
- 人は殺しあってはいけない
- 傷つけあってはいけない
という倫理観が生活を支えています。
つまり、現代で行われている格闘技では殴り合っているけど、相手に心身健康、五体満足を望んでいるのです。
メタバースの世界観こそが、現時点での人類の価値観にものすごく符号しているんです。
では、格闘技を完全にメタバースの世界に反映できたらどうなりますか?ということです。
格闘家のリアルの筋肉やスピードなどを細かく反映して、アバターを作成してアバター同士が真剣に殴り合う
これが、可能になれば
現実の世界の格闘と比べて、どちらの方がリアリティが持てるか?
ということなのです。
なんなら、50歳でも60歳でも格闘技を続けられる可能性があるんです。
2007年iPhoneがでたころ、そのほかの携帯は全てガラケーでした。
iPhoneは
こんなの売れない
と散々バカにされましたが、15年後には世界のほとんどがiPhoneをつかい、ガラケーを使わなくなりました。
メタバースは今は、技術的に発展途上なので、クソゲーと言われるようなレベルの世界しかできていません。
誰もがそんな時代は来ないと思っていると思います。
しかし、今日のニュースで、
iPhone初代機がでたところくらいまでは、メタバースはきたのではないか?
と素直に感じました。
音楽もすべてメタバースに移行する可能性
最後に、僕はライブハウスとスタジオというメタバースの世界に逆行するビジネスをしています。
そんな僕でさえ、今日、それほど遠くない未来に、音楽ライブや音によるコミニケーションも全てメタバースに移行していく時代がそう遠くない未来に訪れる気がしました。
ライブハウスに行くのではなくて、メターバース内のライブハウスに行く
そこでは世界中のアーティストが気軽に演奏を行ったり、ファン同士が交流できる空間がある
まちがいなくそうなるであろう時代の扉がやっと開いた1日でした。
もし、上野Untitledの2号店を出すとしたら、多分、次はメタバースの世界に出店すると思います。
という少し、いつもとは違った角度の記事でした!