スピッツは1990年代から2000年代にかけ、誰もが一度は耳にした事がある国民的ロックバンド。
その優しいメロディと文学的な歌詞、草野マサムネの透明な歌声は、20年以上経った今も色あせることなく、多くの人の心を掴み続けています。
軽音サークルやTikTokなど、Z世代の中でも再評価の動きが。この記事では、そんなスピッツの名曲おすすめ10選とともに、知られざるエピソードや魅力を深掘りしていきます。

なぜ?スピッツは名曲ばかり?おすすめできる理由
概要(この記事でわかること)
- スピッツの名曲おすすめ10選を解説
- 20年前の“ランキング常連”
- 学生に今なおコピーされる理由は?
- 笑えるスピッツの裏話や伝説
- スピッツ初心者がまず聴くべきプレイリスト紹介
20年前、スピッツは“知らない人はいない”存在だった
スピッツの人気は、当時のテレビ番組や街中の有線放送でも圧倒的でした。
オリコン年間ランキングでも常連、カラオケでも鉄板、TSUTAYAでCDが常に借りられてる状態。
面白エピソード:
「チェリー」リリース時、ラジオのDJが

「タイトルは甘いけど、これ失恋ソングですね」
と真面目に語っていたのがファンの間で話題に。
確かに“会えなくなるよ”から始まる失恋ソングなのに、メロディが爽やかすぎて初見では勘違いされがちです。
今も学生に演奏される理由|“難しすぎず、簡単すぎない”奇跡の楽曲群
スピッツの楽曲は、コード進行こそ基本的でも、リズムや表現力の幅が広く、
演奏することで“音楽の奥深さ”を感じられる絶妙なバランス感覚があります。
適度な難しさが、音楽を学ぶ意欲の高い大学生や高校生に人気があり、20年経ったいまでもライブハウスで、軽音サークルなどで、定期的に演奏をされている奇跡のグループ。
10年以上、ライブハウス経営の中で、色々な大学サークルを見てきましたが、20年前のバンドで、今も現役のアーティストと同じくらいのレベルでコピーされ続けているスピッツは本当に、2000年代前半の奇跡のバンドといえます。
現役軽音部がよく話してる内容:

「入部してすぐ、先輩に“まずロビンソンやっとけ”って言われました(笑)」

「コピーしてみたら意外と難しい…特にあの“浮遊感”を出すのが!」
→学生にも「簡単すぎない」という“やりがい”があるのが魅力。
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スピッツ=“ダサかわいい”? 実はメンバーが一番気にしていたのは…
スピッツという名前、今でこそ定着していますが、デビュー当初は「バンド名が可愛すぎる」と言われがちでした。
しかしこの名前には“強くて小さいもの”“優しさと毒っ気”という、スピッツの音楽性そのものが込められています。
■ バンド名「スピッツ」の由来とその意味
草野マサムネさん(Vo/Gt)が語ったところによると──
「“スピッツ”って響きがちょっとかわいい感じだけど、実は気が強くて吠える犬なんだよね。
だから、うちらの音楽性とも重なるなって思って付けた。」
つまり、「かわいらしい響き」なのに「実は中身は激しい」というギャップが、バンドのスタイルにマッチしていたというのです。
面白エピソード:
当時のバンドメンバーは

「当時、バンド名を変えたくて仕方なかった」
と語ったことも。インディーズ時代から使っていた「スピッツ」という名前、メジャーデビュー時に変える案も出たそうですが、結局“スピッツらしさ”がバンドの個性になっていたため、そのまま続投されたとのこと。
今やスピッツ=名曲の象徴なので、変えなくて大正解だったかも?
「ダサかわいい」が最強のブランドに
今でこそ「スピッツ=国民的バンド」として名前が定着していますが、デビュー当初は「名前だけ聞くとなんか弱そう」と言われたこともあったとか。
けれど、今ではその中性的で可愛らしくて、どこか鋭い名前が、彼らの音楽性と完全にマッチし、むしろ唯一無二のブランドに。
SpotifyやTikTokでの再評価|スピッツが“エモい”世代に刺さる理由
TikTok世代にとって、スピッツは「親世代が聴いてた音楽」だけではありません。
スピッツは、いわゆる「サブスク世代」の若者にも新たに発見され、今やSpotifyやTikTokで“再評価”されているバンドの代表格です。
「楓」や「運命の人」がBGMに使われた動画がバズったことをきっかけに、「誰この歌?めっちゃエモい…」とハマる若者が増加中。
たとえば「運命の人」は、TikTokの動画で使用されて話題となり、検索ワードとしても一時上昇。
Spotifyでは特に“寝る前に聴く”プレイリストや“懐かしい恋の曲”といったテーマで多く選ばれており、草野マサムネの優しい声と切ないメロディが、現代の“孤独と共鳴”するのです。
サブスク時代における“音楽の再発見”という現象
スピッツの再評価は、音楽を「時系列」ではなく「感情や空気感」で選ぶようになった現代の聴き方にフィットしています。
今の若者は、リリース年ではなく「どんな気持ちに寄り添ってくれるか」で音楽を選びます。
スピッツの音楽は、1990年代に作られたにも関わらず、今の若者の“孤独感さみしさ淡い恋とぴったり重なるのです。
若い世代に流行りのボカロPが作る曲も、表現の方法は変われど、こういう孤独感や寂しさが盛り込まれていて、曲の本質は同じなのかもしれません。
Spotifyの「バイラルチャート」入り経験あり。サブスク以降の再ブレイクは、スピッツの楽曲が“時代のムードに合わせて蘇る”普遍性を持っている証拠です。
Spotifyバイラルチャート入りの意味とは?
Spotifyの「バイラルチャート」は、以下のようなアルゴリズムで構成されます:
- 再生数だけでなく「シェア数」「SNSでの拡散率」が重視される
- 突発的なトレンド、特定コミュニティ内での“流行り”が反映されやすい
- ラジオやテレビとは違い、“口コミ感覚”で人気が広がった曲が評価される
つまりスピッツがバイラルチャートに入るというのは
「昔の名曲が偶然聴かれてる」レベルではなく
“リアルに刺さって、みんなが他人に勧めている”曲になっているということです。
Spotifyのバイラルチャート入り経験を持ち、サブスク時代に再ブレイクを果たしたスピッツの名曲おすすめ10選+ちょいネタ解説です。各曲とも、昔のヒット当時から今に至るまで、多くの若者や懐古ファンに愛され続け、その普遍性とエモさが改めて再評価されています。
名曲おすすめ10選|バイラルチャートやSNSで再ブレイクした曲
1. ロビンソン
スピッツ最大のヒット曲。実はタイトルの「ロビンソン」は、タイ旅行中に立ち寄ったデパートの名前からインスピレーションを得たという逸話が。イントロだけで心を掴む爽快なメロディは、今もなおバイラルチャートで根強い人気を誇っています。
2. チェリー
Youtube再生回数1・2億再生!!
青春ソングの金字塔。サビ部分に「愛してるの響きだけで」というメロディが、当初は入っていなかったという裏話も。最終的に加えることで、切なさと爽快感が絶妙に融合。SNS上でも「懐かしさ」と「新鮮さ」を感じる一曲です。
3. 空も飛べるはず
ドラマ『白線流し』で大ブレイクした、卒業シーズンの定番ソング。タイトルどおり「飛べるはず」と期待させるものの、実際はどこか地に足の着いたリアリティが味わえます。ファンの間では「飛ばないからこそ胸に染みる」と語られる逸品。
4. 楓
草野マサムネが「一番思い入れのある曲」と公言するこのバラードは、別れの哀愁と再会への希望を感じさせる不思議な魅力があります。
こちらも、youtubeでは8000万再生を超えて根強い人気のある曲です。
ラストの“また会えるような余韻”が、ライブでは会場をしんみりと包み込み、TikTokなどでも度々取り上げられています。
5. スターゲイザー
「スターゲイザー」は『あいのり』の主題歌
恋愛リアリティ番組ブームの中で、切なくも優しいスピッツのメロディが視聴者の感情に深く刺さった一曲です。
放送局:フジテレビ系列
使用時期:2004年放送の『あいのり』エンディングテーマ
あいのりとの相性の良さ
『あいのり』は旅を通して恋をするリアリティ番組で、時にほろ苦く、時に純粋な感情がぶつかる場面も多くありました。
「スターゲイザー」の
♪傷つけ合うことが 愛だと信じていたよ
という歌詞が、番組の人間ドラマと絶妙にマッチしていたため、視聴者の記憶に深く刻まれました
6. 運命の人
SNSで「この曲聴いたら一瞬で心を掴まれた」という口コミが広がり、再ブレイクを果たしたバラード。特にTikTokでの「エモい動画」のBGMとして使用された例が多数。時代が求める“孤独と共鳴”するサウンドが魅力です。
7. 涙がキラリ
シンプルながらも切なく覚えやすいメロディが、ライブの定番としても注目される一曲。ファンの間では、涙を誘う瞬間として口々に語られており、バイラルチャートに顔を出すたびに、若い世代にも新たな感動を与えています。
8. ハネモノ
2002年リリースのアルバム『三日月ロック』収録曲。シングルではないものの、スピッツファンの間では“ライブで聴きたい隠れた名曲”として高評価。
イントロから独特の当時はやっていたバンドサウンドの代表格シューゲーザーのような落ち着いた疾走感があり、サビの爆発力も印象的。草野マサムネの淡々としたボーカルと、激しいバンドサウンドの対比がクセになります。
9. 君が思い出になる前に
昔ながらのラブソングながら、現代の心情ともリンクする普遍性を持った曲。SNSでは「これ聴くと若かりし日の記憶が蘇る」というコメントが多数投稿され、意外にも若者の共感を呼び、バイラル効果を生んでいます。
10. スカーレット
1997年にリリースされたシングルで、アルバム『フェイクファー』(1998)にも収録。
一見ポップで明るいメロディながら、歌詞には“傷ついた恋”や“痛みの記憶”が散りばめられています。
♪スカーレット スカーレット 手を振るよ遠ざかる背中に…
このサビのフレーズは、別れと前向きさが同居する名ラインとして今なお刺さると評判。
特にTikTokやSpotifyなどのサブスク環境下で、Z世代にも「エモい曲」「懐かし泣ける」として再発見され、Spotifyのバイラルチャート(Japan)入りしたこともあります。
この10曲は、昔のヒット当時の人気だけでなく、サブスク時代になってからもバイラルチャートに顔を出すなど、常に新しいファン層に支持されています。スピッツの名曲が持つ普遍性とエモさは、まさに「時代のムードに合わせて蘇る」その証拠と言えるでしょう。
名曲ばかりのスピッツのおすすめ曲 10選“時代に合わせて蘇る”音楽
ヒット曲が再評価されるとき、それは「懐かしいから」ではありません。
スピッツの音楽には、いつの時代も変わらず“人の心の機微”に寄り添う力があるからこそ、Z世代にも自然と受け入れられています。
だからこそ、TikTokでもSpotifyでも、どんなシーンでも「もう一度聴きたくなる」。
スピッツはまさに、“時代が求めるムード”に合わせて蘇る名曲を持つバンドなのです。
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