ライブハウス上野Untitledをご利用になるお客様への機材の簡単な使い方の記事となります。
目次
ギターアンプ MARSHALL JCM SLASH 2555SL

①電源を入れる(赤いランプ)
②スタンバイボタン、アウトプットボタンをオンにする。
(下に押す。電源と同じ形になればOK)

バンド演奏で大きな音を出す場合はアウトプットはHIGHを選択する
クリーントーンのみ使用する場合
(エフェクターの歪みを利用する場合)
③ゲインをあげる
一番右側のつまみで、ギターのアンプへの入力を調整する部分になります。エフェクターで歪みを作る場合は、歪まない程度に一番綺麗になるとことろまで、ゲインをあげます。

④次にレベルをあげる
レベルは写真の一番左のつまみになります。こちらは全体的な音量を調整するのに作ります。
ゲインで歪み具合を決めて、レベルで全体の出力音量を決定します。
原音が歪んでいなければ、レベルを上げても歪みの量はかわりません。

ポイント
まずゲインとレベルを共に12時から1時くらいまであげ、その後バンドの演奏する音量に合わせて、ゲインもしくはレベルを調整。
ゲインはあげればあげるほど、クリーンなトーンから離れていくので、ゲインをあげて、一番ギターが綺麗になる音量で、残りをレベルであげると綺麗に、エフェクターの歪みがのります。
⑤最後にイコライザーを全て回す。
イコライザーは、最初に全て12時くらいに設定をして、バンドサウンドや会場の特性に合わせて、音を調整。
特にMIDDLEとBASSはボーカルの聞こえ具合やキーボードなどの他の楽器との相性に影響がでるので、で音に合わせて調整します

よく、写真などで前回のスタジオやライブの設定をメモしてくる方がいますが、会場の大きさやバンドの機材などにより大きく変わるので、現場での最適を選択しましょう
アンプの歪みを利用する場合
①ゲインをあげる
②フットスイッチでクリーンチャンネルからリードチャンネルに切り替える
切り替えると、赤いランプが点灯します。
③リードチャンネルの歪みのレベルをあげる
このノブを回すほどギターの音が歪んでいきます。写真の真ん中のノブになりますが、こちらは歪みチャンネル(赤ランプが点灯)のみでしか、効果はありません。ギターの歪み具合に影響します。

この際に、クリーンチャンネル用のレベルは操作しても意味がないので、注意しましょう。(フットスイッチでクリーンと歪みを切り替える場合は、二つの音色の音量の調整をこのレベルで行います。ゲインは共通になります。)
④最後にイコライザーを調整。
マーシャルのリターンを使いたい場合
このアンプはリターンを使っても、ゲインやイコライザーがスルーされないため、いわゆるマーシャルのリターンにさして、持ち込みのプリアンプやEQの音を使うという操法がができません。
リバーブやディレイをセンドして使うという用途にのみ利用可能です。
1996年製、世界3000台限定販売のSlashシグネチャー・アンプ『JCM Slash Signature』
マーシャルで初めてジム・マーシャル本人以外のサインが正面に書かれたアンプ「2555SL」は、1996年1月に発表されました。
このアンプは、スラッシュ(SLASH)が長年愛用し、彼の代名詞となっていた「2555 SILVER JUBILEE」をベースにしています。
このシグネチャー・アンプが誕生した背景には、スラッシュが抱えていたアンプ不足の問題がありました。
発表の1年前、スラッシュの「2555 JUBILEE」ヘッドは、ライブ中のファンによる破壊や過酷なツアーによる故障、移動中の紛失などで、ほとんど使い尽くされていました。
この窮状を解決するため、スラッシュがジム・マーシャルに相談したところ、ジムはスラッシュのコレクションを補充するとともに、彼の象徴的なサウンドを求めるファンの要望に応えるため、このシグネチャー・アンプを3000台限定で販売することを提案しました。