ドラムの練習中にヘッドが破れてしまった!そんな時に初心者でも簡単にできる交換方法と人気ヘッド紹介”
ドラムセットのサウンドを決める鍵は、なんといってもチューニング。
特に打撃面の調整は、音のクオリティや演奏性を大きく左右します。
このブログでは、ドラム初心者でも破れた時に対応できるように
わかりやすく、スネアドラム、バスドラム、フロアタム、ハイタム、ロータムのチューニング方法を徹底解説。
さらに、人気のヘッドや素材、おすすめのお店リンクも紹介します。チューニングの基本から応用まで、時系列でステップを追って説明するので、最後まで読めば自分好みの音を作れるようになりますよ!
目次
記事のポイント
- ドラムヘッドが破れた時の交換方法
- チューニングの基本手順
- 人気のヘッドと素材:どれを選ぶ?
- チューニング方法と打撃面の音の違い
ドラムヘッドが破れた時にやるべきことは?
ドラムのヘッドが破れた時に最初に行うのが、張り替えたあとのチューニング。
ドラムセットのチューニングを始める前に、まず「何を基準にするか」を決めましょう。チューニングは感覚的な部分も多いですが、楽曲のジャンルや自分の好みの音(下線付き)に合わせるのが基本です。例えば、ロックならパンチのある低音、ジャズなら軽やかな高音が求められます。
チューニングの基本手順
- ヘッドを緩める
チューニングキーを使い、打撃面のテンションボルトをすべて緩めます。完全に外す必要はありませんが、テンションがゼロになるまで緩めてリセット。 - 指で締める
ボルトを指で回せるだけ締めます。ここがスタート地点。 - 対角線上に締める
チューニングキーを使い、対角線上のボルトを少しずつ締めていきます。均等に張るのがポイント! - 音を確認
ボルトから2〜3cm離れた場所を叩き、各ボルト付近の音が同じかチェック。ズレがあれば調整します。
何が変わるの?
- 締めるほど音が高く、緩めるほど低くなります。
- 均等に張らないと、音が歪んだり余韻が不自然になったりします。
この基本を押さえたら、次は各パーツごとのチューニングに移りましょう。
閉めれば閉めるほど音は高くなりますが、閉め過ぎには注意しましょう。ドラムのフレームが歪んでしまったり、ドラムのヘッドが破れやすくなってしまいます。
打撃面の音の違いやチューニング方法
ドラムセットの各パーツは役割が異なるため、チューニングの硬さや張り具合も異なります。
どのドラムヘッドが破れてしまっても大丈夫なようにそれぞれの打撃面のチューニング方法を記載します。
ここでは、スネア、バスドラム、フロアタム、ハイタム、ロータムそれぞれの特徴と調整方法を解説します。
スネアドラム
ドラムヘッドの中で一番破れやすいのがこのスネアのヘッド。いつでも交換してチューニングできるように基本を押さえておきましょう。
- 役割: ビートの核。シャープで鋭い音
- チューニング: 打撃面は中〜高めの張り(チューニングキーで90〜180度締め)。裏面はスナッピー(響き線)が効くよう、さらに強く張ります。
- 硬さごとの音:
- 中程度(90度締め):ポップスやロックに合う明るい音。
- 硬め(180度締め):ジャズ向けのハイピッチでキレのある音。
バスドラム
バスドラムのヘッドも破れやすいパーツになります。特に激しいツーバスなどで踏み込む場合はなおさら。ペダルが踏み込みすぎて歪むことにより、金属部分がドラムヘッドにあたり破れてしまうこともあります。
- 役割: リズムの土台。深い低音
- チューニング: 打撃面は緩め〜中程度(90度以下)。内部にミュート材(枕やブランケット)を入れることも多いです。
- 硬さごとの音:
- 緩め:ドーンと響く長い余韻。メタルやハードロックに。
- 中程度:タイトでパンチのある音。ポップスやファンクに。
フロアタム
- 役割: フィルインで低音を補う。
- チューニング: バスドラムよりやや高め(90〜120度締め)。低すぎるとミュート感が出やすいので注意。
- 硬さごとの音:
- 中程度:安定した深い響き。ロックに最適。
- やや硬め:クリアで短い音。ジャズやフュージョンに。
ハイタム・ロータム
- 役割: フィルインで音階を作る。
- チューニング: ハイタムは高め(120〜150度)、ロータムは中〜低め(90〜120度)。音程差を意識して調整。
- 硬さごとの音:
- ハイタム硬め:明るく短い音。
- ロータム中程度:太く響く音。
ドラムヘッドが破れた時の応急処置
1. ガムテープ or ダクトテープで塞ぐ
- 穴のあいた部分を両面からガムテ or ダクトテープで貼る。
- 内側と外側を両方貼ると少し強度アップ。
- 音は悪くなるけど、「練習は続けられる」レベルにはなることが多い。
📌ポイント:
貼る時に引っ張りながら貼ると少しテンションがかかって◎
2. ヘッドの中心から破れてないところで叩く
- 破れた部分は避けて、無事なエリアで叩く
- これは短時間の応急対応。音も跳ね返りも悪くなるけど、リズムトレーニングくらいはできる!
- この方法は長時間は耐えられないのであくまで応急処置
3. タオルやティッシュを詰めて音の暴れを抑える
- ヘッドの下にタオルやスポンジを挟んでおくと、ビビリや破れによるバズ音が多少抑えられる。
- 音はミュートされるけど、手応えだけでも確認したい時に◎
4. パッドとして使い切る
- 破れたヘッドはもう「良い音」は出ないから、タオルやミュートをがっつり乗せて打面トレーニング用に使い倒す、って発想もアリ。
- スネア本体があまっているなら、ミュートして練習用にするのはいい作戦。ドラマーは、その生音の大きさから、耳を損傷しやすいパート。大きな音で、実際の音を確認するのも大切だけど、耳を一生使っていくことを考えると、練習用のスネアも必要!
⚠️注意点
- 応急処置はあくまで一時的な対応。本番や大事なリハにはNG!
- テープで補修した状態でハードヒットすると、さらに破損することも
- 応急処置のまま放置すると、シェル(胴)やフープに負担がかかる場合もあるので注意!
🛒もし替えがすぐ手に入らない時…
- 楽器屋に電話→在庫確認→取り置きしてもらう
- Amazonやサウンドハウスで最短で翌日配達
- バンド仲間・スタジオに「ストックある?」って聞いてみるのもアリ!
✨プロっぽい豆知識
- スネアヘッドは特に破れやすいから、常に予備を1枚持ち歩いてるドラマーも多いよ!
- ライブやレコーディング直前なら、貼り替え+チューニング時間を考慮して早めに対処を!
人気のヘッドと素材:どれを選ぶ?
打撃面のヘッド選びは、チューニングと同じくらい重要です。ドラムヘッドが破れてしまった時は、その破れたパーツをもってドラムショップに行き、似たようなサウンドモデルを店員さんに聞いてみるのがおすすめ。
また、ここではヘッドの音を変えたい人のために人気のヘッドとその特徴、購入できるお店を紹介します。
スネアドラム用ヘッド
- 人気モデル:
- Remo Coated Ambassador: 暖かみのある音でオールラウンド。
- Evans G2 Coated: 耐久性とクリアな音が特徴。
- 素材: コーテッド(ザラつきあり)が主流。厚さは中程度が人気。
バスドラム用ヘッド
- 人気モデル:
- Remo Powerstroke 3: 深い低音とミュート効果。
- Aquarian Super-Kick II: パンチのあるタイトな音。
- 素材: 厚めでダブルプライ(2層)が低音重視で人気。
タム用ヘッド
- 人気モデル:
- Remo Pinstripe: 太い音と短い余韻。ロック向け。
- Evans EC2: クリアでコントロールしやすい音。
- 素材: クリアタイプが響き重視で好まれる傾向。
おすすめショップ
- サウンドハウス: 品揃え豊富で価格も手頃。
ドラムヘットが破れても安心!チューニングをマスターし自分だけの音を!!
ドラムセットの打撃面チューニングは、最初は難しく感じるかもしれませんが、基本手順を覚えれば誰でもできるようになります。
ポイントは「均等に張る」「好みの音に合わせる」(赤色で強調)こと。
各ドラムの特性を理解し、人気ヘッドを試しながら調整すれば、理想のサウンドが手に入ります。
まずは気軽に始めてみて、叩きながら微調整を楽しんでください。ドラムの音作りは終わりがない奥深い世界。あなただけの音を追求してみましょう!
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