ライブハウス上野Untitledは山手線から徒歩10分でアクセスできる都内のライブハウスの中では、最低価格帯。機材や、スペック、広さの面で信頼できる会場なのか?
この記事ではその疑問にお答えします。
目次
東京のライブハウスなのに安すぎて予約するのが心配という人へ
この記事の概要
上野Untitledの基本情報
設備やスペック
Untitledが都内で最安値の理由
上野であることのメリット
基本情報:
上野にあるライブハウス「Untitled」
- 名称: Untitled(アンタイトルド)
- 住所: 台東区上野桜木1-5-6 B1
- 設立: 2013年11月オープン
- 運営: el music entertainment
- JR上野駅 9分
- 千代田線 根津駅9分
- 日暮里駅より徒歩9分
日暮里駅からのアクセス
施設概要
- キャパシティ:
- スタンディング: 最大100~120名
- 椅子着席: 最大60~80席
- ステージ: 幅約6m、奥行き3.5m、高さ2.2m
設備情報
- ドラムセット
- マーシャルアンプ
- アンペグアンプ
- Roland電子ピアノ
- 有線マイク8本以上あり
- ワイヤレスマイク5本
- メインミキサーTF5
その他情報
- カフェ&バーエリア: キッチン付き、持ち込み可、カウンターレンタル可能
- プロジェクター完備: シアター形式や上映会対応
多い利用形式
アイドル、バンド、トークライブ、ワークショップ、セミナー、懇親会、撮影など多目的にライブ以外でも積極運用
上野Untitledの値段が安すぎないか?という話
おそらく、ライブハウス 東京 安い などで検索をした人がこのブログにたどり着いたと思います。東京にはライブハウスはいくつもありますが、その中で、ここで紹介する上野Untitledは東京の山手線が最寄りのライブハウスで100名から150名キャパのハコの中だと、ホールレンタル代金が最安値の価格帯になっているかと思います。
東京のライブハウスのホールレンタルの相場
キャパ100前後の場合
半日 10万前後 終日 15−20万前後
が一般的な相場になるかと思います。
この価格帯の中で、上野Untitledは、半日が49800円、終日が99800円という安いにも程がある破格の値段で勝負しています。

山手線内のライブハウス 100名キャパの値段相場
山手線内にある東京のライブハウスでキャパが100名前後のホールをピックアップ。キャパシティに関してはスタンディングでの収容が100前後で記載されいてるものを選びました。値段に関しては、各ライブハウスのホームページに記載がある、土日の終日レンタル料金で一番安い表記のものを記載していますので、これよりも高くなるケースはあると思います。(上野Untitledも同様)
最寄り駅:四谷三丁目
料金:土日終日21万円
最寄り駅:大塚駅
料金:土日終日11万円
最寄り駅:目黒駅
料金:土日終日22万円
最寄り駅:池袋駅
料金:土日終日17万円
ほかにもいくつかありますが、代表的なものをご紹介させていただきました。興味がある方は、ライブハウスのホームページリンクを貼ってありますので、是非ご覧ください。
上記からもわかるように、相場は15−20万のものが多く、10万を切る安い値段でホールレンタルを行っているライブハウスは、上野untitled以外に見つけるのが難しい状況です。
上野Untitledの立地条件
山手線上野駅から9分。東京芸術大学に面して、上野桜木の閑静な住宅街の中にあるライブハウス。山手線を離れると安いライブハウスも出てきますが、なにより山手線ターミナルの上野駅が最寄駅というのはかなりの好材料ではないでしょうか?
山手線付近の物件は高いものが多く、なかなか広い面積を確保するのが難しいところはありますが、Untiledは広さは100平米を超える面積があり、スタンデンングだと100名以上収容することができ、都内では小から中規模の間くらいのキャパシティになります。
上野UntitledはJR山手線上野駅が最寄駅となります。上野駅の公園口をでていただいて、上野公園を抜け、スタバや噴水をみながら芸大方向へ。芸大の正門を越え、上野桜木エリアに入ったすぐの場所、東京芸大の外壁に面した建物の地下にあります。

安さの秘訣はセルフプロデュースによるライブイベントの開催。
ライブハウス上野Untitledは、いわゆるハコのスタッフと呼ばれる店長やドリンカーは存在せず、全てアーティストが自由に企画を行うスペースをコンセプトとして営業しています。
東京都内にある100名以上収容できるライブハウスで土日の終日レンタルが10万円以下という箱はおそらく山手線内では、私の知る限り存在しません。
なぜ、そんなにホールレンタル代が安いのか?
という質問をよく受けますが、自身では安いというふうには感じていません。低価格を実現できている1番の理由としては、店長やドリンカーなどのレギュラースタッフがいないということが大きいかと思います。
基本的に運営は、受付からイベントの運営まで最初から最後まで主催が自由に行います。
通常のライブハウスですと、店長さんやスタッフさんが制作に入り、ライブがない日に出社したり、制作や打ち合わせをおこなったりと、人件費がドンドンかさんでいくものです。当然、都内のライブハウスのホールレンタル代金はこれらの要素が加味された上で、相場として形成されています。

主催者に赤字は抱えてほしくない
少し古い考えなのかもしれないですが、ライブハウスのライブは出演者が赤字でやるのが当たり前だ。という考えが、少なくとも僕が現役でライブハウスで音楽活動をしていたころにはありました。(今はこの考えが当たり前かどうかはわかりません。)
例えば、20万円のホールレンタル代金を払おうと思えば、2000円の入場料を払う人を100人連れてこないといけません。
100名集客って、難しくないですか?
少なくとも僕がバンドをしていたころは、100名集めるバンドにはなれませんでした。
結婚式などを考えて貰えばイメージしやすいかと思います。100名呼ぶ結婚式ってあまりありませんよね。つまり、100名って相当高いハードルなんです。でも、30名とか50名とかなら、なんとかなるかもしれないですよね?
100名呼べるようにならないとワンマンライブができないバンド活動や音楽活動ってしんどくないですか?最初に30名でライブをして、その次は50名。そして100名を目指す方が成長性があるとは思いませんか?
上野Untitledはそれくらいの集客でもワンマンライブや企画ライブが行えるという安い価格設定を目指しました。
安いライブハウスのリスクは何?
ライブハウスをレンタルするときに、値段が安すぎると心配・・・という考えの人もいるかもしれません。では、ライブハウスのホールレンタルの値段っていったいどうやってきまっているのでしょうか?
ライブハウスの値段は何できまる?
- 家賃とホールの広さ
- 価格相場
- スタッフや社員の数
- 飲食メインの場合、料理の質
- 駅近などの利便性
- 利用している機材
- 経営している会社の意図
順に解説していきます。
家賃とホールの広さ
東京はそもそも家賃やが高く、人気のエリアは狭い敷地でも高額な家賃が発生します。ですので、人気のエリアはとても高い。
渋谷、六本木あたりのライブハウスの値段は上記の理由から高いことが多いので、それを加味して割安かどうかを判断しましょう。
価格相場
同じような条件(最寄り駅や駅からの距離、広さ)などのライブハウスをいくつか比べてみて、安いものがあれば、それは割安ということになります。
スタッフや社員の数
やたらにスタッフが多いライブハウスがあります。この手のライブハウスはレンタル代金が高い印象です。人件費が経営する上で一番お金がかかります。ほんとうに必要かどうかは見極めて、価格が自分の欲しいものに対して割高でないかよく調べましょう。
飲食の有無
料理がメインのライブハウスがあります。料理を入れる場合、厨房スタッフが正社員であることが多い上に、材料の在庫管理でロスなども発生して運営経費がかかります。料理にこだわりがない場合は、ここは予算削減の対象にして値段が合わない場合は他のライブハウスを検討するのも一つです。
利便性
駅から近いと当然高いです。
ただ、ライブハウスは毎日通うものではないので、かりに駅から15分かかったとしてもそんなに問題ではないかもしれませんが、1回のライブイベントでお客様をできるだけ歩かせたくない!というホスピタリティがあるなら、割高でも駅に近いライブハウスを選ぶのがいいと思います
使用している機材
ライブハウスも色々ありますが、ミキサーやアンプ、スピーカーもふくめて100名キャパだと、数百万円の投資になります。もちろん安くあげることもできますが、これは設置したオーナーのこだわりによるところが多く、100名キャパでも相当いい機材をつかっているお店もあります。
いい機材があると、当然それを何年かで回収しないといけないのでホールレンタル代金は当然高くなります。スピーカーやアンプが果たして、自分達に高級なものが必要なのか?というところも考えて、場所を選ぶといいと思います
経営している会社の意図
例えば、オーナーの趣味のお店で赤字でも問題ない。とか税金対策で立てた娯楽の店。とか、上記のパターンにあてはまらないレアケースもあります。当然、そういう場合は割安になるケースもあるのでお宝案件といえるでしょう。ただ、これをネットの情報で探し当てるのは現実的ではありません。
ライブハウスの値段もかなり値幅があります。土日を10万以下で貸し切れる上野Untitledのような場所もあれば、20万以上の価格がするライブハウスも存在します。よく考えて選択していきましょう。
上野Untitledは電話対応はなし。
また、都内で最安値のホールレンタル代金を維持する策として、上野Untitledは店頭にてスタッフの常駐などをおこなっておらず、電話などもありません。そのため、やりとりは全てメールにて行う形となっています。ライブハウスで店長さんや電話番のアルバイトを雇っているところが多いのは通常だと思いますが、この人件費を大きく削減していることにより、都内で最安値価格帯でのホールレンタルを提供できるようになったのが、上野untitledです。
ちょっと気になることがあるから、電話で確認などができないというのは、デメリットかもしれません。また、電話での対応がないので、質問に対しての回答も時間を置いての回答になります。なので、せっかちな方は電話対応のあるライブハウスの方が向いているかもしれません。

ライブハウスの店長との思い出づくりは無し。
昔ながらのライブハウスですと、ライブを作っていく上で店長さんや音響さんと仲良くなり、プライベートで遊びに行ったり、ライブの後に打ち上げをして色々話をしたり。など、値段には変えられない要素がいくつもあったりします。残念ながらライブハウスUntitledにはその要素は全くありません。
ライブハウスとアーティストが共同作業で行っていくところが多いかとは思いますが、当店はその作業がありません。その代わりに、人件費を競合店舗より大幅に減らした結果として、ホールレンタル代に還元させて安い値段で提供しているのが上野Untitledです。
店長やスタッフさんとのやりとりがなく寂しいと感じるユーザーさんには、上野Untitledは少し、無愛想に感じるかもしれません。しかし、逆に考えていただければと思います。なんでも自分のアイデアや発想を自由に生かしてイベント企画や運営ができる貴重なスペース。
やってみたい!これがあればおもしろい!
などの、さまざまなアイデアで自由に素敵なイベントを作っていただきたいと思います。

運営元:el music entertaiment
上野 ライブやイベントが可能な中型ライブスペース
「ライブハウスUntitled」
秋葉原 駅から1分の撮影スタジオ
「RADIOVOX AKIHABARA 」
の運営
el music entertainmentの事業を紹介するブログはこちら
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この記事は
ライブハウスUntitledなどを運営する
el music entertainment
が作成しています
レンタルスペース、東京都上野駅 100名規模
DJイベント、オフ会、ファンミーティング
マイク、音響完備のステージ
土日料金 半日¥49800-終日¥99800-
100名規模で都内最安値でレンタルできる会場
場所:
台東区上野公園、東京芸大近く
イベントスペース Untitled
[リンク: https://www.mobile-untitled.com/]

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