機材関係

レビュー | オーディオテクニカ AT-LP60XBT WW を使ってシンプルにレコードが身近になった

レコードって、なんとなく「敷居が高い」イメージありませんか?

私もずっとそう思っていたんですが、このターンテーブルと出会ってから考えが180度変わりました。

気になる上位機種AT-LP120XBTと悩んでいる人にも、わかりやすいように解説します。

目次

  1. きっかけは「手軽さ」への憧れ
  2. Bluetoothで繋がる、この感動
  3. 初心者に優しい設計が細部まで
  4. スペックをおさらい
  5. ホワイトカラーの見た目が本当に好き
  6. Amazonレビューで多く語られていたこと
  7. 気になったところも正直に
  8. こんな人にイチオシ!
  9. まとめ

きっかけは「手軽さ」への憧れ

音楽好きな友人の家でレコードを聴かせてもらったとき、あの「温かみのある音」に一発でやられました。

でも、いざ自分でも始めようとすると

「フォノイコライザーって何?」

「アンプが必要?」

「設定が複雑そう…」

と次々と壁が立ちはだかる。

そんなときに見つけたのが、オーディオテクニカの AT-LP60XBT WW

ホワイトカラーの公式オンラインストア限定モデルで、部屋に置いた瞬間にインテリアとしても映えて、テンションが上がりました。

Bluetoothで繋がる、この感動

一番驚いたのは、Bluetooth接続の快適さです。

ワイヤレスイヤホンやBluetoothスピーカーにそのまま繋げられるので、配線がゼロ。

レコードプレーヤー
= ごちゃごちゃしたケーブル

というイメージが完全に覆されました。ペアリングボタンを押すだけで設定完了。本当に5分もかからず音が出ます。

しかも、このモデルはaptX / aptX Adaptive コーデックに対応しています。

これが何を意味するかというと、Bluetooth接続でも高精細かつ低遅延で音楽が再生できるということ。

最初は「Bluetoothでレコードの音なんて…」と半信半疑でしたが、実際に聴いてみると、しっかりとアナログ特有の温かみが伝わってきて感動しました。

Amazonのレビューでも

「Bluetooth接続が容易で、ワイヤレススピーカーやイヤホンとすぐに繋がる点が便利」

という声が多く、私だけじゃなく多くのユーザーが同じ感動を味わっているようです。


初心者に優しい設計が細部まで行き届いている

フォノイコライザー内蔵
追加機材ゼロ

このプレーヤーの素晴らしいところは、フォノイコライザーが内蔵されていること。

フォノ入力のないスピーカーやアンプでもそのまま使えるので、余計な機材を買い足す必要がありません。

フォノイコライザーとは?

レコードプレーヤーの針が拾う音の信号は、そのままでは音量が極端に小さく、音のバランスも歪んだ状態で出力されます。

フォノイコライザー(Phono Equalizer)は、その信号をスピーカーで正しく再生できる音量・音質に整えてくれる回路のことです。

オーディオ機器のアンプみたいなもんですね!

具体的には2つの役割があります。

① 音量を増幅する

 レコードの針が拾う信号(フォノ信号)はCDやスマホの出力と比べて約100分の1程度しかありません。

そのままスピーカーに繋いでも、ほぼ聴こえないレベルの音量です。

フォノイコライザーがこれを適正レベルまで増幅します。

② 音のバランスを補正する 

レコードに音を刻む際、低音は小さく・高音は大きく記録する「RIAAカーブ」という規格が使われています(そうしないと低音の溝が大きくなりすぎてレコードに収まらないため)。

再生時にはこれを逆補正して、本来の音に戻す必要があります。この補正もフォノイコライザーが行います。


なぜ「内蔵」が便利なの?

昔のアンプには「PHONO入力」端子が付いていてフォノイコライザーが内蔵されていましたが、最近のアンプやスピーカーにはない製品も多いです。そのため、フォノイコライザーが内蔵されていないプレーヤーを買うと、別途フォノイコライザーを購入しなければなりません(数千〜数万円)。

AT-LP60XBT WWはフォノイコライザーが本体に内蔵されているため、追加機材ゼロでそのままスピーカーに繋ぐだけでOKというわけです。

PHONO/LINE出力を切り替えられる

フォノ入力のある機器にも対応できます。

有線で使いたい場合も、付属のオーディオケーブルをアクティブスピーカーに繋ぐだけで準備完了。ワイヤレスも有線も、どちらもシンプルに使えます。

フルオート再生で針の出し入れが不安なし

初心者が最も不安なのが「針の扱い」ではないでしょうか。

このモデルはベルトドライブ方式のフルオート再生を採用しており、スタートボタンを押すだけでトーンアームが自動的に動き出し、盤面に針が降りてレコードが再生されます。

曲が終わったらストップボタンで安全に停止。

「どこに針を置けばいい?」

と悩まなくていいのが、初心者には本当にありがたい設計です。

33/45回転の両方に対応

LP盤(33回転)もEP盤(45回転)も対応しているので、手持ちのレコードをほぼカバーできます。回転数の切り替えもシンプルで直感的

LP盤(33回転)

LP = Long Playの略です。1分間にレコードが33回転(正確には33⅓回転)するフォーマットで、アルバム1枚分の楽曲を収録できる大容量タイプです。直径は主に30cm(12インチ)で、片面に約20〜25分、両面で約40〜50分の音楽が収録できます。今日「レコード」と言ってイメージするものはほぼこれです。

EP盤(45回転)

EP = Extended Playの略です。1分間に45回転するフォーマットで、主に直径17cm(7インチ)の小さいサイズです。シングル盤(A面・B面に1曲ずつ)として広く使われてきました。いわゆる「ドーナツ盤」と呼ばれるもので、中心の穴が大きいのが特徴です。

なぜ回転数が違うの?

回転数が速いほど音質は良くなりますが、収録時間が短くなります。逆に遅いほど長時間収録できますが、音質はやや落ちます。LP盤は「長時間収録」を優先して33回転、EP盤は「音質と手軽さ」のバランスで45回転に設計されました。

スペックをおさらい

項目 詳細
対応回転数 33 / 45 rpm
駆動方式 ベルトドライブ
接続方式 Bluetooth(aptX / aptX Adaptive対応)、有線(RCA)
フォノイコライザー 内蔵(PHONO/LINE切替可)
再生方式 フルオートマチック
材質(プラッター) アルミニウム
付属品 EPアダプター、オーディオケーブル、ACアダプター、ダストカバー、フェルトマット、プラッター
カラー ホワイト(直販限定モデル)

アルミニウム製プラッターを採用しているのも地味に嬉しいポイント。プラスチック製と比べて重量があり、回転の安定感に貢献しています。

ホワイトカラーの見た目が本当に好き

このWW(ホワイト)モデルは公式オンラインストア限定カラー。シンプルで清潔感があり、部屋の雰囲気を選ばないデザインです。木目調の棚に置いてもおしゃれだし、モノトーンでまとめた部屋にも自然になじむ。インテリアとして部屋に飾りたくなるデザインです。

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Amazonレビューで多く語られていたこと

537件のレビューで4.3点という高評価を維持しているこの商品。

レビューで特に多く言及されていたのが、

「音質」「Bluetooth接続」「操作性」「コスパ」の4点です。

「レコードらしいノイズ感があり、温かみのあるサウンドが味わえる」

「圧倒的なシンプルさで操作できる」

「安価でありながらしっかりとした音質」という声が目立ちました。

気になったところも正直に

完璧なものはありません。使ってみた正直なところをお伝えします。

78回転には非対応なので、古いSP盤を楽しみたい方には向きません。また、カートリッジの交換自由度が限られているため、将来的に針やカートリッジをグレードアップしてガチで音にこだわりたくなった場合には、上位機種への乗り換えを検討することになるかもしれないなと感じました。

ただし、これはあくまでも入門機としての設計。

初めてレコードを楽しむ用途には、むしろ「シンプルで迷わない」のが最大の強みかなと思い、レコードプレーヤを初めて触る人には提案しやすい感じがします。

AT-LP60XBT WW vs AT-LP120XBT-USB 徹底比較




































































項目 AT-LP60XBT WW(本機) AT-LP120XBT-USB(上位機)
価格(税込) ¥22,880 ¥44,000
駆動方式 ベルトドライブ ダイレクトドライブ
再生方式 フルオートマチック マニュアル
対応回転数 33 / 45 rpm 33 / 45 / 78 rpm
Bluetooth ◯(aptX / aptX Adaptive) ◯(aptX Adaptive)
USB出力 ◯PCへの録音可
フォノイコライザー 内蔵(PHONO/LINE切替可) 内蔵(PHONO/LINE切替可)
カートリッジ交換 ✕(固定式) ◯(VM型・交換可能)
アンチスケーティング ◯(調整可能)
プラッター材質 アルミニウム アルミニウム
Amazonレビュー評価 4.3点(537件) 4.4点(402件)

価格差は約2倍。その差に見合う違いはどこにある?

最もわかりやすい違いは駆動方式です。

AT-LP60XBT WW
ベルトドライブ
AT-LP120XBT-USB
ダイレクトドライブ

を採用しています。

ベルトドライブ

モーターの振動が伝わりにくく静粛性に優れる

ダイレクトドライブ

モーターが直接回転するためトルクが強く回転が安定しやすいのが特徴

日常使いではベルトドライブで十分ですが、DJプレイや高精度な再生にはダイレクトドライブが有利

78回転対応の有無も大きな違い。

AT-LP120XBT-USBは78rpmのSP盤にも対応しているため、古いレコードコレクションを持っている方や将来的に幅広いジャンルを楽しみたい方は上位機種が向いています。

USB出力の有無もポイント

AT-LP120XBT-USBはUSB端子を搭載しており、PCに接続してレコードをデジタルデータとして録音・保存できます。

「持っているレコードをデジタル化したい」

という方には大きなメリットです。

ただ、アナログな音質をもとめて、レコードプレーヤーに行き着くので、この機能は必要なのかと言われると、個人的にはいらないかなと思いました。

HiFiすぎる現代音楽の音圧に疲れた人には、いらない機能かもしれません。個人的には、アナログであればあるほどいい気がします。

一方、AT-LP60XBT WWのフルオート再生は初心者にとって圧倒的に使いやすいポイント。

AT-LP120XBT-USBはマニュアル操作のため、針の上げ下げを自分で行う必要があります。


どちらを選ぶべき?


「とにかく手軽にレコードを楽しみたい・初めての1台に」

→ AT-LP60XBT WW

「音質にこだわりたい・録音もしたい・長く使える機種を選びたい」

→ AT-LP120XBT-USB

AT-LP60XBT WW 使ってみた結果、こんな人にイチオシ!

  • レコードを始めてみたいけど、難しそうで踏み出せない人
  • Bluetoothスピーカーやワイヤレスイヤホンで聴きたい人
  • 部屋にオシャレなインテリアとして置きたい
  • 余計な配線や機材を増やしたくない人
  • 音質にもこだわりたいBluetooth入門者

まとめ

¥22,880という価格で、Bluetooth対応・フルオート再生・フォノイコライザー内蔵・aptX対応というフル装備のレコードプレーヤーが手に入るのは、正直コストパフォーマンスとして申し分ないと感じています。

アナログの温かみある音と、デジタルの利便性が融合したこのプレーヤー。537人のレビュアーが4.3点を付けているのも納得の一台です。「レコードって難しそう」という方にこそ、ぜひ試してほしいと思います。

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