音楽雑談・ニュース

音楽がめちゃくちゃいいおすすめ映画とアニメを紹介!

映画を観ていて、ふと流れた一曲に心を奪われたことはありませんか?
セリフよりも、視覚効果よりも、ただ一つのメロディが心を震わせ、スクリーンの向こう側にあった物語が、まるで自分の記憶になっていくような感覚。それが、「音楽がいい映画」の最大の魅力です。

音楽は感情を増幅させ、ときに物語の解釈すら変えてしまう力を持っています。この記事では、そんな“音楽の力”が最大限に発揮されている映画を厳選してご紹介。観終わった後、サウンドトラックをすぐに探してしまうような、余韻に満ちた作品ばかりを集めました。映画と音楽が織りなす極上の世界へ、一緒に旅してみませんか?

音楽がめちゃくちゃいい海外の映画

物語に寄り添い、ときに物語そのものを超えて心に残る「音楽がいい映画」。今回は、そんな音楽の魔法が光る海外映画を厳選してご紹介します。

『ラ・ラ・ランド(La La Land)』(2016)


監督:デイミアン・チャゼル
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ
切なくて情熱的なジャズ、そして夢と恋が交差するラブストーリー。冒頭の高速道路ミュージカルシーンからもう完全に心を持っていかれる。ピアノの旋律が夜景とともに響くシーンは何度でも観たくなる名場面。

夢と恋が交差するミュージカル。色彩とジャズの旋律に酔いしれる、切なくも美しい映画体験。

『アクロス・ザ・ユニバース(Across the Universe)』(2007)

監督:ジュリー・テイモア音楽:ザ・ビートルズの楽曲を使用ビートルズ愛が詰まったミュージカル映画。物語の進行に合わせてビートルズの名曲が意味深く配置されていて、歌詞がまるでセリフのように効いてくる。視覚的にも幻想的で、美術や演出も音楽と一体になってる。

ビートルズの名曲で紡ぐラブストーリー。音楽がセリフ以上に心を語る、幻想的な一本。

『ベイビー・ドライバー(Baby Driver)』(2017)


監督:エドガー・ライト
音楽:選曲センスの塊(全編プレイリスト感)
音楽とアクションが完全にシンクロしているスタイリッシュ・クライム映画。銃声も足音もドリフト音も、すべてがリズムとして成り立っている。iPod片手に逃走劇、クセになること間違いなし。

音楽とアクションが完全シンクロ。1曲ごとに高まるスリルとカッコよさが止まらない。

『アマデウス(Amadeus)』(1984)


監督:ミロス・フォアマン
音楽:モーツァルト作品多数
モーツァルトの才能と狂気を描いた歴史劇だけど、クラシック音楽がこれでもかと贅沢に使われていて、ドラマとしても音楽作品としても一級品。劇場で聴きたくなるような美しいシーンが満載。

天才モーツァルトの輝きと闇を描く壮大なクラシック劇。音楽の力に圧倒される傑作。

『ONCE ダブリンの街角で(Once)』(2007)


監督:ジョン・カーニー
音楽:グレン・ハンサード&マルケタ・イルグロヴァ
低予算なのに、音楽の力だけで心を震わせる傑作。街角で奏でるギターとボーカルのリアルな音が、恋よりも深い“心のつながり”を描く。主題歌「Falling Slowly」はアカデミー賞受賞曲で、聴けば涙腺崩壊。

ギターの旋律と静かな心のつながり。何気ない出会いが音楽で永遠になる名作。

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音楽がめちゃくちゃいいアニメ

音楽が心に深く刺さるアニメ作品には、ただのBGMにとどまらない「魂を動かす力」が宿っています。イントロの一音で涙が込み上げ、エンディングの余韻にしばらく動けなくなる――そんな経験、きっと誰しもあるはず。

物語と音楽がシンクロして、視覚だけでなく聴覚からも感情を揺さぶってくるアニメは、まさに芸術そのもの。今回は、音楽が「主役級」に素晴らしいアニメ作品を5つ、厳選して紹介します。ジャンルはバラバラだけれど、どれも心に残るサウンドが詰まった名作ばかり。感動したい人、音楽で癒されたい人、音に身を委ねたい人におすすめです。

『キャロル&チューズデイ(Carole & Tuesday)』(2019)


制作:ボンズ × フライングドッグ
音楽:フライングロータス、サンダーキャットなど超豪華アーティスト陣
火星を舞台に、二人の少女が音楽で世界を変えようとする物語。全編英語の楽曲が多く、どの曲も本格的。OP・EDはもちろん、作中歌ひとつひとつのクオリティが異常に高い。音楽で心が震えるとはこのこと。

火星の未来で鳴り響く、ふたりの少女のリアルな歌声。曲の完成度がとにかく高い。

『坂道のアポロン』(2012)


制作:MAPPA
音楽:菅野よう子(演奏:上原ひろみ)
60年代の長崎を舞台に、ジャズを通じて心を通わせる若者たちの青春。セッションシーンは何度見ても鳥肌モノで、本物のジャズがアニメの中で生きている。ドラムとピアノがぶつかり合う名シーンは伝説級。

ジャズで友情が育まれる青春。音が生まれる瞬間の情熱に心が震える。

『BECK(ベック)』(2004)


制作:マッドハウス
音楽:平田祥一郎、GRANRODEO(キャラソン)ほか
バンドをテーマにした青春アニメの金字塔。リアルなスタジオ感、ライブ感、そして「成長していく音」が聴いていて気持ちいい。挿入歌の「Moon on the Water」は多くの人にとって心の名曲になっているはず。

バンドを通じて成長する少年たち。リアルな音と泥臭い情熱が魅力。

『四月は君の嘘』(2014)


制作:A-1 Pictures
音楽:横山克、クラシック楽曲多数
ピアノとヴァイオリンを中心に描かれる青春と再生の物語。クラシックの名曲たちがシーンごとに物語と完全に溶け合い、音楽の“意味”を感じさせてくれる。号泣必至、音楽で泣かされた数少ないアニメ。

クラシックの旋律と若者の葛藤が重なる。音楽で涙が溢れるアニメ。

『マクロスF(フロンティア)』(2008)


制作:サテライト
音楽:菅野よう子
「歌で戦う」マクロスシリーズの中でも、音楽の完成度が高すぎると話題になった作品。シェリルとランカ、2人の歌姫が歌う数々の楽曲はどれもキャラの心情とリンクしており、バトルシーンでの音の使い方も鳥肌もの。

歌が戦場を変える。キャラの心情と音楽が融合し、壮大な世界観を彩る。

音楽がめちゃくちゃいい日本の映画

日本映画には、心の機微を丁寧に描きながらも、音楽で一気に感情を爆発させる作品がたくさんあります。静けさの中に忍ばせたメロディ、日常の風景を彩るピアノの音、あるいは魂を叫ぶようなバンドの演奏──言葉では表せない気持ちを音が代弁してくれる瞬間に、胸を打たれた人も多いはず。

邦画の魅力は「静と動」「間と音」のバランスにあり、その音楽の使い方は世界でも唯一無二。今回はそんな日本映画の中から、“音楽が主役級に心を動かす”5作品を厳選しました。どれもサントラを聴き返したくなる名作ばかり。音楽と映画の幸福な結びつきを、ぜひ感じてください

『リンダ リンダ リンダ』(2005)


監督:山下敦弘
音楽:向井秀徳(ZAZEN BOYS)/劇中歌:THE BLUE HEARTS
文化祭前日に結成された即席ガールズバンドが「リンダリンダ」を演奏するまでの3日間。空気感と緩やかな時間の流れ、そこに突き刺さるブルーハーツの熱量が絶妙。演奏シーンは鳥肌必至。

文化祭の数日間が永遠になるような空気感。ブルーハーツが青春に寄り添う。

ロックンロールは鳴り止まないっ』(2011)


監督:入江悠(原作:宮崎夏次系)
音楽:神聖かまってちゃん
地下アイドルとバンドマン、交わるはずのなかったふたつの世界が音楽でぶつかり、混ざり合う。神聖かまってちゃんの「ロックンロールは鳴り止まないっ」が放つ衝動と焦燥、そのまま映画の魂になっている。終盤、全てが重なった瞬間に爆発するあの感情は、観る人にとっての青春そのもの。

かまってちゃんの音楽が、青春の叫びそのもの。衝動と切なさが共鳴する。

『ソラニン』(2010)


監督:三木孝浩(原作:浅野いにお)
音楽:ASIAN KUNG-FU GENERATION
夢を追うか、現実を生きるか。音楽を愛した青年たちの葛藤と喪失を描いた作品。宮崎あおいの涙、そして劇中で流れる「ソラニン」は、生きているだけで精一杯な誰かの心に寄り添ってくれる

音楽と生きることの間で揺れる想い。日常の痛みを歌が優しく包む。

『風立ちぬ』(2013)


監督:宮崎駿
音楽:久石譲
堀越二郎という実在の人物をモデルに描かれた、夢と愛と戦争の物語。久石譲による音楽は、華やかさではなく「儚さ」や「憂い」を感じさせる旋律が中心で、まさに“風が立つ”感覚を音で表現している。特にピアノとアコーディオンが印象的で、物語の中で静かに寄り添う。声もSEもあえて“リアル”に寄せた表現の中で、音楽が優しくも強く、心に残る。

風と夢を追う物語に寄り添う静かな旋律。心に風が吹くような感覚に。

『アイネクライネナハトムジーク』(2019)


監督:今泉力哉(原作:伊坂幸太郎)
音楽:斉藤和義
日常の延長にある、ささやかな出会いと希望を描いた群像劇。静かに流れるギターやピアノが、登場人物たちの心をそっと包む。主題歌と物語がリンクする余韻が、じんわりと心に残る。

小さな出会いと音が織りなす群像劇。余韻とやさしさに満ちた一本。

音楽がめちゃくちゃいい映画とアニメ15選でした!

音楽が物語に溶け込む映画は、映像だけでは味わえない“感情の奥行き”を与えてくれます。

海外映画ではジャズやロック、クラシックを通じて人生を描き、アニメ作品では音楽そのものがドラマを動かす力に。邦画では繊細な演出と共鳴する旋律が、日常に深みをもたらしてくれます。

ジャンルは違っても、どの作品にも「音楽で心を揺さぶる力」が共通しています。この15本は、音楽を“聴く”だけでなく、“感じる”ことを教えてくれる映画ばかり。あなたの心を震わせる1本が、きっとここにあります。