クロマキー合成向けの塗料で作ったスタジオPARADE
アキバで気軽にクロマキースタジオを使おう。
秋葉原にあるクロマキー合成向けの撮影スタジオ
2021年、秋葉原 末広町から1分の場所に、RADIOVOX AKIHABARAが移転しました。
このスタジオには、Youtubeや写真撮影に適した機能があふれていて、これから何かを発信していくアーティストの第一歩の場所には最適のスタジオです。RADIOVOX AKIHABARAには、クロマキー合成特化のペンキ(塗料)で塗装されたの撮影スタジオPARADE意外にも動画の撮影などに適した部屋が存在します。
詳しく知りたい方は、RADIOVOXの概要記事がありますので、そちらをご覧ください。
RADIOVOXに関する記事
その4つある撮影用の部屋の中で、今回はクロマキー合成の動画を撮影するの特化した、クロマキー合成向けの専用塗料でペイントされた壁があるPARADEをご紹介します。
クロマキー合成ってなに?
クロマキー(Chroma key)もしくはクロマキー合成(クロマキーごうせい)は、キーイングの一種。特定の色の成分から映像の一部を透明にし、そこに別の映像を合成する技術。
wikipedia
クロマキー合成を前提として、グリーンバック(ブルーバックの場合もあり)撮影を行なった素材は、簡単に被写体の背景を別の画像や動画に置き換えることが可能です。
クロマキーに特化した撮影は、家庭などでもグリーンバックの布などを買えば、再現することは可能なのですが、ライティングのテクニックなどもないと綺麗に、背景を抜くことができないので、しっかりと環境が整った施設で撮影を行うことが好ましいと思います。
クロマキー合成専用に作られたペンキがあるんですよ!
スタジオ Radiovox Paradeでは、このクロマキーペイントの塗料を壁に塗装することで、グリーンバックの部屋を制作しています。
クロマキー合成向けのスタジオはいくつかありますが、大半がグリーンの布を使用していると思います。
このクロマキー専用塗料を使っているスタジオは意外と珍しいのではないでしょうか?
グリーンバックの布は、ずっと使っていると、グリーンが禿げたりよごれてきたりするので、定期的に再塗装などもおこなっています。
クロマキーといえば、スタンドをたてて、クロマキーグリーンの布をかけるのが定番ですが、クロマキー撮影専用のペンキを使う最大のメリットは、汚れにくい、シワになりにくい、掃除ができる、再塗装ができるということで、メリットしかない!なかなか、賃貸住宅などでペンキや塗料を部屋の中で使うのは難しいかもしれませんが、クロマキー専用の塗料はとても使いやすくて、おすすめです。
グリーンバックの布を自宅などで使っている人はわかると思いますが、埃がついたりしわになったりと、だんだん汚れてくるんですよね。
洗濯機であらたいたいところだけど、余計シワになってしまうしアイロンをかけるのも途方もない作業とスペースがいるし・・・
上記の理由からRADIOVOXはクロマキー合成用の部屋では、グリーン布ではなくて、塗料(ペンキ)を採用することにしました。
自分でも塗れるの?
賃貸住宅の方は、そもそも壁の色を変えることはできないので、壁を別に一枚立てないといけないので少しハードルが高いですが、ペンキ自体の塗装は、素人で未経験でも簡単にできます。
必要なものは
塗料をいれるトレー
ローラー
汚れても良い服
の三点のみ。ダイソーに行けば、200円で準備完了です。自宅で塗料を使える環境がある方は是非、トライしてみてください!
グリーンバックが当たり前の時代。
グリーンバック(クロマキー合成)を利用した動画の制作というのが増えてきました。
一見、このクロマキー合成というシステムは専門的な要素が多いように見えますが、実はだれでも簡単に使うことができる技術です。
必要なのはグリーンバック背景のみ。
自宅などでも簡単にAmazonなどでグリーンバック背景を購入すると行うことができます。
クロマキー合成用のグリーン布ととスタンドは5000円もあればセットで買えてしまいますね。
しかし、自宅にグリーンバック背景を設置するとなっても場所やスタンド、照明なども必要なことから、毎日使いでもしない限りコスパがわるい。
ということで、今回、RADIOVOXでは低価格で利用できるクロマキー合成に特化した部屋「Parade」を作ることになりました。
自宅にグリーンバックの布を設置する場所がない!とお困りの方は、是非、一度RADIOVOXに遊びにきてください。気軽にクロマキー合成用の動画を撮影することができますよ。
秋葉原のPARADEはクロマキー特化のお部屋
この部屋は、クロマキー専用の調色を行った専門的な塗料で部屋の半分が塗装されています。また、色被り(色が光で反射して顔などに映り込む現象)を防ぐため、撮影に使わないスタジオの反対側は黒色一色に塗装されています。
自宅で、グリーンバックでクロマキー合成用の布を使う場合もこの、色かぶりに気をつけましょう。
例えば、グリーンバックの反対面の壁が、真っ赤(そんな家なかなかないですけど)だったり、カラフルで色を反射しやすい壁紙や家具がおいてあったりする場合、その色がグリーンバックに跳ね返り、クロマキー合成するときに、綺麗に色が抜けない場合があります。
ポイント
色かぶりと撮影する周りにある光源や反射の影響で本来被写体が持たない関係ない色がカメラに写ってしまうことです。
RADIOVOX ではこの辺りも考えてスタジオを作っていますので、スタンドを立て試行錯誤したり、クロマキー合成用の布を設置する必要がなく、フラッと立ち寄ればすぐ、クロマキー合成向けの収録や配信ができる環境が整っています
秋葉原は便利なところ。
RADIOVOXは秋葉原に位置し、交通アクセスも良く末広町駅を使った場合は、ほぼ1分という絶好のロケーションに位置したスタジオです。
お仕事の合間や、買い物のついで、移動の途中などで、秋葉原によりがてらスタジオで撮影などをおこなったりできるのも魅力の一つ。
部屋自体は、大きなものではないので、現在、個人や数名の少人数での撮影利用が多く行われています。
例えば、一人で喋り続けるセミナー動画であったり、背景を隠したい(撮影場所を知られたくない)動画の撮影だったりするケースも多いので、そういった方もよく利用されています。
綺麗なクロマキー動画を撮影するコツ
秋葉原のPARADEに撮影にお越しになる際、綺麗な動画を撮影できるようにクロマキー合成を目的としたグリーンバックでのコツをここで紹介したいと思います。
一番簡単な方法は服装に気をつける!
グリーンバックの背景でクロマキー合成を行う場合は、被写体に緑の服を着せるのは禁止です。のちに、プレミアやFINAL CUTなどのソフトを使って、作業する過程でキーイングの時に背景と服が同化し体の一部まで消えてしまうことがあります。
あと、もう一つありがちなのが、眼鏡や時計など、反射しやすいものを身につけている場合です。この際も、光がうまくいかず、綺麗に抜くことができません。人間の肌の色はオレンジ色に近いので、オレンジ色の補色となるグリーンが合成時に使用されます。
よって、クロマキー合成でグリーンバックの撮影する時は緑とは遠い色の服を選ぶと良いです。真っ白な衣類はライトが反射し、体の一部がグリーンになり思わぬ場所が抜け落ちるケースがあります。 光の反射が少ない黒や紺色など、暗くて地味な色の服装を選ぶとうまくいくケースがあるので、この辺りも注意していきましょう。
今日ははじめての動画の撮影だ!って感じでメイクバッチリ!
おしゃれバッチリでスタジオに来たのはいいのですが、服装がクロマキー合成に全く適しておらず、動画撮影がうまくいかないで散々な目にあった・・・
という体験をしたことがあるクリエーターさんは多いかもしれません。なんでも下準備は大切。
少ない時間で効率の良い動画撮影ができるように、クロマキー合成用の動画を撮影する場合は、服装に注意をしながらしっかり準備をしてきましょう!
秋葉原にクロマキー撮影できる場所他にある?
RADIOVOX秋葉原以外にも秋葉原でクロマキー合成のグリーンバックで撮影ができるスタジオはあります。
RADIOVOXのクロマキー撮影用の部屋はサイズ的には大きくなくて、1名か2名入れば、一杯という感じで大規模な動画撮影には適していません。
ご自身の動画の撮影用途や予算に合わせて適切なスタジオを選んでいただければと思います。
RADIOVOX 以外に秋葉原にあるクロマキー合成撮影ができる場所について、値段や最寄駅などを紹介している記事がありますので、興味ある方はご覧ください!
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