おすすめ!メタバースの世界でなにができるのか、アニメや映画で学ぶ
メタバースという言葉が、フェイスブックの宣言を皮切りにして、より身近なものになりました。
メタバース=仮想世界
ということで、今使われていますが、いわゆVR(バーチャルリアリティ)と混同されがちですが、できることが少し違います。
メタバースとVRの違いは、メタバースという世界はVR技術を使って、リアルとメタバースを繋いだ24時間途切れることなく現実世界と並走し続け経済活動などが行われる世界ということなのです。
つまり、なにができるのかというと
メタバースの世界は、ゲームの世界と違い、リアルの世界に大きく干渉するわけです。
今までのVRの世界は、リアルの世界に干渉することができませんでした。
メタバースで何ができるかをアニメや映画でしろう!
メタバースを理解するのにわかりやすいテーマのアニメや映画をご紹介します!
- ワールドトリガー
- ソードアートオンライン
- デカダンス
- ウエストワールド
- ハンター&ハンター(GI編)
ワールドトリガ
ワールドトリガーがおすすめ!
トリオン体というアバターを用いて、宇宙から侵攻してくる敵と戦うというストーリーです。
この場合、メタバースがあるのではなく、トリオン体というアバターがリアルの世界に共存しているというどちらかというと、ARの世界観です。
ARとは
AR オーギュメンテッド リアリティ
オーギュメンティド リアリティ
拡張現実世界。
デジタルの技術を日常に取り込み、脳が自然にリアルの世界から取り込める情報の量を拡大することにより、日常生活をより豊かなものにするという考え方でリアルの体がベースになります。
スマホも、大きく見れば、ARの最初の1歩といえることになります
ワールドトリガーでは、ARが基本ですが、戦闘訓練を行う際に仮想世界であるメタバースを利用します。
仮想フィールド内で、アバターを使いチームを組んだりソロだったりで戦います。これが、戦略性があり、大変面白く、いわゆる
- フォートナイト
- エイペックス
- ポピュレイションワン
なんかの上位互換のゲームのような世界観となります。この仮想空間内で習得した技術が、現実の世界で宇宙から侵攻してくる敵と戦う際に生かされるので今のゲームの中の仮想世界とは大きく意味合いが異なり、リアルとメタバースの相互干渉が起きているということになります。
エイペックスで狙撃が上手くても、実際戦争では役に立たんやん・・・
というのが、現代ですが、メタバースの世界では現実の銃を撃つ動作やローディングなどが必要となり、メタバースの世界で銃を売っているとリアルの世界でも銃を撃つのが上手くなるという恩恵を受けることができます。
ソードアートオンラインがおすすめ
ゲームの中に閉じ込められて、ゲームの中でHPがゼロになると実際にリアルの人間が死ぬというリスクを背負う
というとんでもない設定のストーリーでスタートします。
主人公が、アインクラッドという仮想世界に閉じ込められて、それをクリアするか、死ぬかの二択をせまられるという、今の現実世界でおきたら、とんでもないニュースになりそうなアニメ。
この辺りは、実際にメタバースが実用化されだしたら、生活に影響を及ぼす可能性もあるテーマなので、一つの問題提起として受け取ることも可能です。
また、アニメ内で
- アバターのコンバート(他のゲームへの持ち越し)
- リアルの体に障害がある人の助けになるシステム
- 戦争の代替AIロボ
- NPCの自我・人権
- 死後も生き続ける思考
- 時間の拡大(1分を1時間になど)
NPCとは
ノンプレーヤーキャラクター
いわゆる、固定のフレーズしか話さないゲームのキャラクター。
ソードアオートオンラインでは、このNPCが成長して人間と対等の魂をもつというテーマの話が、現在の最新シリーズ、アリシゼーションで語られています。
など、かなりメタバースのいろいろな可能性に関して突っ込んだ描写や提案ともとれる世界観があり、メタバースを理解する上でとても大事な概念となります。
ソードアートオンラインは、アニメシリーズでボリュームが大変多いですが順番通りに見ていけばかなり面白く、楽しめるシリーズです。
現在も続編が制作されており、世界観もどんどん大きくなっていますので、次作が公開される前までに最初からの視聴をおすすめします。
デカダンスがおすすめ
なんといっても衝撃の第二話。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、第二話で焦った人は、おおかったんじゃないでしょうか?
この第二話までみるだけでも十分に価値のある演出があり、
製作陣お見事!
といったアニメです。
これも、アバターとリアルがテーマとなっていて、このアニメでは
アバター世界>リアル
という風になり、リアル世界がメタバースの完全に下位互換になってしまいます。
つまり、完全に全てがメタバースに移行した後の世界であり、リアルの世界はもはや、罰ゲーム、おまけ。みたいな感じ。
僕たちが生きている間にここまでメタバースの世界観が体現されるかはわかりませんが、一つの考え方として非常に面白いなとおもいます。
ウエストワールドがおすすめ
こちらは、実写でアニメではありませんが全米で人気の海外テレビドラマテレビシリーズです。
あらすじ
人間が作った仮想世界の中に生身の体で乗り込み、その仮想世界の中で動いているAIロボットといろんなことが起きる
という感じのストーリー
最初はゆっくり展開なんですが、シーズン1の後半からとんでもない展開になり、海外テレビドラマあるあるですが、気がついたら5時間くらいみている・・・
みたいな話です。
シーズン2以降は、日本人俳優 真田広之 なんかもショーグンワールドというマップで登場したりと、つっこみどころもあり、あきません。
(シーズン2以降はテンポダウンして、話が少し難しくなりますが・・・・)
この世界観の特徴はAR要素が強いメタバース。
とある現実の空間にAIロボットが生活していて、そのロボットのいるところに生身の人間(金持ち)が娯楽として遊びに行く
みたいな感じ。
つまり、仮想現実を現実の世界に作っているということです。
おもしろいのは、このロボットが精巧すぎて、生身の人間と全く同じで外観では判断することはできません。
ここに面白いポイントがあり、この難しさがより、話を複雑で面白くしていきます。
基本的に、AIロボ系の話ではありがちな、AIの自我の目覚めみたいなのが、大テーマとなっており、いわゆるターミネーターみたいな?感じではありますが、特にシーズン1はスリリングな展開で絶対に見て損はしません
ただ、アメリカシリーズあるあるで、銃弾乱射・刀剣乱舞で血肉がやたら、飛び散りますので(ロボットなんですけどね・・・)こういうのが嫌いな人にはしんどいかもしれません。
HUNTER×HUNTER グリードアイランド編がおすすめ
主人公であるゴンとキルアがグリードアイランドという仮想世界(メタバース)に入り込んで、その中にあるアイテムを手に入れるため奮闘するというストーリー
アイテムのカードにはレアリティがあったり、ゲームをクリアすると現実世界にそのアイテムを持ち出せる
などの設定があります。
最近、ファッションの有名ブランドが
NFTを購入すると、それと同じものが現実でも自宅に届く
というサービスをしていて、まさに、グリードアイランドの世界観そのものです。
また、現在、こぞって企業やクリエーターが参加し始めているNFTでもアイテム数のレアリティが大切にされていて、レアカード(アイテム)をとりあうグリードアイランドの世界観が表れています。
メタバースの世界の導入となったもの
実は・・・すでにメターバースは始まっていた。
- 集まれどうぶつの森
- フォートナイト
- アメーバピグ
- セカンドライフ
なんかが、そうですね。
これらは、すべて仮想世界でゲーム機や携帯電話など使ってアクセスすることで、色んな人とアバターを使い交流したり、何かを作っていくゲーム。実はいろんなところで、いろんな企業がメタバースに挑戦していたんです。
しかし、技術的な問題や、NFT/ブロックチューンという技術が確立していなかった問題があり、あくまでゲームとして一部の人が利用するものとしてしか、はやることはありませんでした。
2020年くらいから、ブロックチェーン技術が完成し始め、いよいよ過去のゲームの世界観が、実用化できるようになってきたのです。
何ができるようになる?急加速するメタバース実用化
2021年11月現在、メタバース世界というテーマの雛形は世界にたくさんすでにできていて、どれが実用化されるか?という段階に来ています。
メタバースを使うことで、今までのゲームではできなかった
- 経済活動
- 新しいシステムのゲーム世界構築
- ゲームで手に入れたアイテムの売買
- オフィスのリモートワーク
- バーチャル空間を利用した訓練
- バーチャル空間を利用したトレーニング
- 仮想空間での不動産運用
- 仮想空間でのイベント
など、今の時点で考えるだけでもとんでも無い数の現実世界での経済活動が、メタバースに移行することが見込まれます。
コロナなどの伝染病に感染するリスクなどを考えると、まだまだ収束への道は遠く、この生活のメタバース化はどんどん進んで行くでしょう。
アニメやゲームの世界がついに現実になるということで、これからの10年、劇的に変わっていく世界がとても楽しみにですね!