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シングルコイルよりハムバッカーが初心者にはおすすめ

こんにちは!これからギターを始めようとしている初心者の方にとって、最初のギター選びは楽しみでもあり、迷いが生じる瞬間でもあります。

特に、ピックアップの種類である「シングルコイル」と「ハムバッカー」の違いは、よく耳にするものの、どちらを選べばいいのかわからないという方も多いでしょう。

このブログでは、ギター初心者の方に向けて、シングルコイルとハムバッカーの違いを詳しく解説し、なぜ私がハムバッカーをおすすめするのか、その理由を科学的な根拠とともに説明します。ぜひ最後までお読みください!

ギター初心者はシングルコイルではなくハムバッカーを選ぶべき理由

Seymour Duncan TB-5 Duncan Custom 

ハムバッカーをお勧めする理由

この記事のPOINT

・2種類のコイルの違い
・どんなギターに搭載されている?
・向いているジャンルは?
・値段や、音質の違い

シングルコイルとハムバッカーとは?

まず、シングルコイルとハムバッカーが何かを簡単に理解しましょう。

シングルコイルとは?

シングルコイルは、エレキギターに搭載されるピックアップの一種で、「単一のコイル」を使って弦の振動を電気信号に変換します。フェンダー社のストラトキャスターやテレキャスターなどのギターでよく見られます。

Fender SERIES

ハムバッカーとは?

一方、ハムバッカーは「2つのコイル」を使用したピックアップで、ギブソン社のレスポールやSGなどに多く採用されています。ハムバッカーの特徴は、ノイズ(特にハムノイズ)を打ち消す効果があることです。

シングルコイルとハムバッカーが搭載されているギター

次に、どんなギターにシングルコイルやハムバッカーが搭載されているのか見てみましょう。

シングルコイル搭載ギター

  • フェンダー・ストラトキャスター:3つのシングルコイルピックアップを搭載し、明るくクリアな音が特徴。
  • フェンダー・テレキャスター:2つのシングルコイルピックアップで、カントリーやロックに適したサウンド。
  • その他:リッケンバッカーやダンエレクトロの一部モデルにもシングルコイルが使われています。

ハムバッカー搭載ギター

  • ギブソン・レスポール:2つのハムバッカーピックアップで、太く力強い音が魅力。
  • ギブソン・SG:ハムバッカーを搭載し、ロックやメタルに適したサウンド。
  • その他:エピフォンやPRSなど、多くのブランドがハムバッカー搭載モデルを展開。

値段の違いは?

「シングルコイルの方が安い?」「ハムバッカーは高価?」と気になる方もいるかもしれません。実際のところ、両者の価格帯に大きな差はありません。

  • シングルコイル搭載ギター:エントリーモデル(2~3万円程度)からハイエンド(数十万円)まで幅広い。
  • ハムバッカー搭載ギター:同様にエントリーモデルから高価格帯まで展開。

ただし、ブランドやモデルによっては、ハムバッカー搭載ギター(特にギブソン系)がやや高価な傾向があります。それでも、初心者向けの安価なモデルはどちらも豊富に揃っています。

Gibson Les Paul Classic Honeyburst レスポールクラシック ギブソン

音質の違い

音質はギター選びの鍵となるポイントです。シングルコイルとハムバッカーの音質の違いを以下にまとめます。

シングルコイルの音質

  • クリアで明るい:高音域が際立ち、透明感のあるサウンド。
  • 繊細な表現:ピッキングのニュアンスが伝わりやすい。
  • ノイズが多い:特に高ゲイン設定ではハムノイズが目立つ。
シングルは歪ませるとどうなる?

ディストーションをかけると、シングルコイルは鋭く切れ味のある歪みになります。高域が強調され、音が「カリッ」とした感じになりやすいです。ただし、出力が比較的低いので、歪みが強すぎるとノイズ(特にハムノイズ)が目立つ場合があります。また、音の厚みはやや薄めに感じることが多いです。

ハムバッカーの音質

  • 太くパワフル:中低音が豊かで、力強いサウンド。
  • ノイズが少ない:クリーンな音を出しやすい。
  • 歪みとの相性抜群:ロックやメタルでよく使われる。
ハムは歪ませるとどうなる?

ディストーションをかけると、ハムバッカーは太く、パワフルでスムーズな歪みになります。高域がシングルコイルほど鋭くなく、中低域がしっかり出るため、音に厚みとサスティーン(音の伸び)が出やすいです。ノイズも少ないので、ハイゲインな歪みでもクリアに保ちやすいです。


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それぞれ向いているジャンルは??

シングルコイルが向いているジャンル

シングルコイルは明るくクリアでシャープなトーンが特徴なので、音の明瞭さや歯切れの良さが求められるジャンルに特に適しています。

  • ブルース:
    クリーントーンでの表現力や、軽いオーバードライブでのニュアンスが活きる。ストラトキャスターの音色がブルースギタリストに愛される理由です(例: スティーヴィー・レイ・ヴォーン)。
  • クラシックロック:
    60~70年代のロックサウンドでは、シングルコイルの明るい歪みがよくマッチします(例: ジミ・ヘンのストラトトーン)。
  • パンク:
    速いテンポとシンプルなコード進行で、鋭く攻撃的な歪みが欲しい時にシングルコイルの「カリッとした」音が映えます。
  • カントリー:
    クリーンや軽いクランチでのツヤのあるトーンがカントリーのリードやリズムに合う(テレキャスターが特に人気)。
  • ファンク:
    歯切れの良いカッティングやリズミカルなプレイで、シングルコイルの軽快さが活きます。

ハムバッカーが向いているジャンル

ハムバッカーは太くパワフルでサスティーンが長いトーンが特徴なので、重厚感や力強さが求められるジャンルに向いています。

  • ハードロック:
    中低域の厚みとスムーズなディストーションが、ハードロックのリフやソロに最適(例: AC/DCのアンガス・ヤングのギブソンSG)。
  • モダンロック:
    ディストーションとクリーンを切り替えるスタイルで、ハムバッカーの汎用性が活きる。
  • ジャズ:
    クリーントーンでの暖かく太い音色がジャズギターのコードワークやメロディに合う(セミアコにハムバッカーが多い理由)。
  • プログレッシブロック/メタル:
    複雑なリフや長いソロで、サスティーンとパワーが必要な場合にハムバッカーが有利。

ハムだからこのジャンル!という決まりはない

  • クロスオーバー:
    実際にはジャンルの境界は曖昧で、例えばメタルでもシングルコイルを使うギタリスト(イングヴェイ・マルムスティーンなど)や、ブルースでハムバッカーを使う人もいます。好みや機材の組み合わせ次第で可能性は広がります。
  • ミックス:
    ギターにシングルとハムバッカーを両方搭載したモデル(HSSやHH+コイルタップ)を使うことで、ジャンルを超えた柔軟性を持たせることもできます。

結局のところ、「向いている」は目安でしかなく、どんな音を求めているかで選択が変わります。

私が初心者にそれでもハムバッカーをおすすめする理由
ノイズが少ないから

ハムバッカーをお勧めする理由

・ノイズが少ない
・ノイズ楽器を初心者が扱うリスク
・シングルのノイズ対策
・ピックアップを交換してみる

ハムバッカーのノイズ低減の仕組み

ハムバッカーは2つのコイルを逆位相で接続することで、ノイズを打ち消します。その仕組みは以下の通りです:

私が初心者にハムバッカーをおすすめする最大の理由は、ノイズが少ないことです。
なぜハムバッカーはノイズが少ないのか、科学的な根拠を交えて説明します。

  1. ノイズの発生:シングルコイルでは、外部の電磁波(照明や電子機器など)がコイルに誘導され、ハムノイズとして音に混ざります。
  2. 逆位相接続:ハムバッカーでは、2つのコイルが逆位相で配置され、ノイズが互いにキャンセルされます。

  1. 信号の強化:弦の振動による信号は同じ位相で拾われるため、2倍に強化され、クリアで力強い音になります。

この構造により、ハムバッカーはノイズを大幅に減らしつつ、音質を向上させます。

初心者がノイズの多い楽器を使うリスク

初心者がノイズの多いシングルコイルを使うと、いくつかの問題が起こります:

  • モチベーションの低下:ノイズが気になって演奏に集中できない。
  • 音作りの難しさ:ノイズを抑えるための調整が初心者には負担。
  • 予算の問題:初心者は高品質なシールドやアンプに投資する余裕が少ないことが多い。

特に、安価なケーブルやアンプを使うとノイズが増え、演奏の質が落ちてしまいます。ハムバッカーを選べば、ギター自体がノイズを抑えてくれるので、こうしたリスクを軽減できます。

ライブハウスではじめてライブをする際に、シングルコイルのノイズで、大きな音がだせなかったり、ハウリングが止まらずリハーサルが大きく遅れてしまったり、ライヴ中にハウリングしてボーカルを潰してしまったり・・・・

シングルコイルは扱うには、知識が必要なので、初心者には扱いが簡単なハムバッカーをお勧めします!

それでもシングルコイルを使いたい場合のアドバイス

「シングルコイルの音が好き!」という方もいるでしょう。その場合、ノイズ対策が施されたシングルコイルピックアップを選ぶのがおすすめです。

おすすめのノイズ対策シングルコイル

以下は、ノイズを抑えつつシングルコイルのサウンドを楽しめるピックアップの例です:

  • フェンダー・ノイズレスピックアップ:フェンダー製で、ノイズを大幅にカット。
  • セイモアダンカン・ヴィンテージホットスタック:ハムバッカーのようなノイズ低減効果を持つシングルコイル。
  • ディマジオ・エリアシリーズ:ノイズレスでヴィンテージトーンを再現。
SNSでの評価

Twitterでは、これらのピックアップに肯定的な声が寄せられています:

  • 「フェンダーのノイズレス、ノイズが気にならずクリアな音で最高!」(ユーザーA)
  • 「セイモアダンカンのスタックピックアップ、ハムバッカー並みに静かでシングルの音もGOOD!」(ユーザーB)

こうした評価からも、ノイズ対策済みのシングルコイルは初心者にも扱いやすい選択肢と言えます。

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フェンダーの先進性と革新性を象徴するFender Ultra Noiselessピックアップは、より生き生きとしたサウンドを実現する新しいコイルワインド技術を採用し、スタックSingle-Coilデザインに革新をもたらしました。ポリゾルワイヤーとAlnico 5マグネットのコンビネーションにより60Hzハムノイズをキャンセルしながらクラシカルなベルトーンを提供します。 Ultra Noiseless TelecasterピックアップはTelecaster特有のトゥワンギーなトーンをノイズレスで提供します。

ノイズレスPUがすごい!

フェンダーのノイズレスピックアップは、シングルコイルのクリアな音色を保ちつつ、ハムノイズを大幅に低減する革新的な技術が凄い。

スタック構造で2つのコイルを組み合わせ、ヴィンテージトーンと現代的な静粛性を両立。

特にエリック・クラプトンやジェフ・ベックが愛用したことで有名で、演奏中のノイズストレスを解消。

高出力モデルからビンテージ志向まで幅広いラインナップで、どんなジャンルにも対応する汎用性も魅力だ。

ピックアップは交換可能!

最後に、ピックアップは交換できることを覚えておいてください。最初にハムバッカーを選んでも、将来シングルコイルに変えたくなったら交換可能です。

ピックアップ交換の方法

交換には専門知識が必要なので、楽器屋や工房に依頼するのが確実です。おすすめの店舗を紹介します:

  • イシバシ楽器:全国展開でオンライン相談も可能。
  • クロサワ楽器:東京中心に店舗があり、オンライン対応も充実。
  • ギターワークス:修理・カスタマイズ専門で、オンライン依頼OK。

これらの店舗なら、安心してピックアップ交換を任せられます。

ピックアップ(PU)の交換を自力でする場合

所要時間と手順

  1. 弦を外す
  2. ピックガードやカバーを外す
  3. 古いPUの配線を外す(はんだを溶かす)
  4. 新しいPUを配線(図面を確認)
  5. 組み直してテスト

慣れれば1~2時間程度。初めてなら半日見ておくと安心です。ノイズレスPUならフェンダーの公式サイトやマニュアルに配線図があるので、それを参考にすれば失敗しにくいですよ。

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ギター初心者はシングルコイルではなくハムバッカー1択

ギター初心者の方にとって、シングルコイルとハムバッカーの選択は重要です。ノイズの少なさや扱いやすさを考えると、ハムバッカーがおすすめ。

主な違いのポイント

  1. 音の厚み: ハムバッカーは太くリッチ、シングルコイルは軽くシャープ。
  2. 高域の出方: シングルコイルは高域が際立ち、ハムバッカーは中低域が強い。
  3. ノイズ: シングルコイルはノイズが出やすく、ハムバッカーはノイズが少ない。
  4. 歪みの質感: シングルコイルは鋭く攻撃的、ハムバッカーは滑らかで力強い。

どちらを選ぶかは演奏スタイルや好みによりますが、ディストーションの設定やアンプ、エフェクターとの組み合わせでも音は大きく変わるので、実際に試してみるのが一番ですね。

特に予算が限られる初心者にとって、ノイズ対策は演奏の質を保つ鍵となります。一方、シングルコイルを選びたい場合は、ノイズ対策済みのピックアップを検討してみてください。

自分の好みや演奏スタイルに合ったギターを選ぶことが何より大切。このブログが、あなたのギター選びの参考になれば嬉しいです!

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