コロナが蔓延したことにより甚大な被害を受けたライブハウスですが、1年以上もたつ今もまだ、その影響を受け続けています。大声禁止、ソーシャルディスタンスなど根拠のない感染症対策をぶつけられ、因果関係もなくライブハウス=コロナの原因のようなレッテルが貼られて、ライブハウスにいくとコロナに感染するかのような情報が流れ、いまだにライブハウスに以前の客足は戻っていません。
そんな中、多くのライブハウスが経営難などを理由に閉店してしました。いまだに、満員電車がよくて、ライブハウスがダメという理由は発表されていませんし、一種の業種差別、職業差別のようなことが起きているということは、あらためて認識していかないといけない課題であると思います。
ポイント
コロナによるライブハウスの風評被害
ライブハウスを開くとする風潮
事実と乖離する決めつけ風評被害
集団意識による圧力
目次
コロナで風評被害を受け数多くのライブハウスが閉店に追い込まれた
なぜライブハウスは閉店せざるをえなくなったのか?
コロナ禍でライブハウスが多数閉店した背景には、いくつかの要因が重なった結果があります。
まず、2020年初頭に新型コロナウイルスが世界的に流行し始めると、日本を含む多くの国で感染拡大防止策として緊急事態宣言や外出自粛要請が出されました。
これにより、ライブハウスなどの人が集まる場所は営業を停止せざるを得なくなりました。
特にライブハウスは、密閉空間で観客が密集し、歓声や歌唱による飛沫が飛びやすい環境で他の場所より危険である
という誤った認識が拡散して初期のクラスター発生源として注目され、社会的な批判にさらされました。このイメージ悪化は、客足が遠のく一因ともなりました。
次に、経済的な打撃が大きかった点が挙げられます。
ライブハウスは主にチケット収入やドリンク代で運営されており、長期間の休業で収入が途絶えた一方、家賃や人件費などの固定費はかかり続けました。
政府からの休業補償や支援金は一部提供されたものの、金額やスピードが十分でなく、多くの経営者が資金繰りに苦しみました。また、再開後も入場制限(例えば定員の半分以下)や消毒対策の追加コストがかかり、収益を上げにくい状況が続きました。
さらに、音楽業界全体の変化も影響しました。
コロナ禍でライブ配信やオンラインフェスが普及し、物理的な会場に依存しない形態が増えた一方、小規模なライブハウスはこうした技術投資が難しく、競争力を失うケースもありました。加えて、もともと利益率が低いビジネスモデルだったため、長期的な休業に耐えられない店舗が多かったのです。
こうした背景から、全国で老舗を含む多くのライブハウスが閉店に追い込まれました。
例えば、東京の有名な下北沢SHELTERや渋谷eggmanなど、音楽文化を支えてきた場所が次々と姿を消しました。
業界団体によると、2020年だけで数百軒が閉鎖したとされ、その後も回復が難しい状況が続いています。ライブハウスは単なる会場ではなく、アーティストの成長の場や地域文化の拠点でもあったため、その喪失は音楽シーン全体に深い影響を及ぼしました。
コロナ以降閉店していった東京のライブハウスまとめ
- LIVE space anima
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〒150-0011 東京都渋谷区東2-22-5 シブロジ1F&B1 - 渋谷 RUIDO K2
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〒106-0032 東京都港区六本木5丁目18-2 大昌第二ビル B1 - 代官山LOOP
〒150-0035 東京都渋谷区鉢山町13-12 B1F - 下北沢 DY CUBE
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目26−25 - STUDIO COAST
〒136-0082 東京都江東区新木場2-2-10

コロナが終わってからライブハウスは立ち直ったのか
コロナ以降のライブハウスの現状は、コロナ禍の深刻な影響からの回復期にあるものの、完全な「元通り」とは言えない状況が続いています。
コロナ禍初期(2020年頃)では、緊急事態宣言や外出自粛要請によりライブハウスが営業停止に追い込まれ、多くの店舗が収入源を失いました。
密閉空間での密集や飛沫リスクから「クラスター発生源」として批判され、イメージ悪化も進みました。経済支援策はあったものの、十分な補償が届かず、小規模経営が多いライブハウスは特に打撃を受けました。
2023年5月にコロナが5類に移行し、制限が緩和されると、ライブハウスは徐々に再開。
入場制限や消毒対策が不要になり、客足もある程度戻りつつあります。音楽イベントの開催数は増加し、特にインディーズバンドや若手アーティストの活動が活発化しています。しかし、コロナ禍で定着したライブ配信やオンラインフェスとの競合が続いており、従来の「生の臨場感」を求める観客と新たな視聴形態に適応するニーズの間で揺れています。
経済的には、チケット収入やドリンク代に依存する構造は変わらず、家賃などの固定費負担が重い店舗では経営が不安定なままです。
一方で、コロナを機に音響設備や配信環境を強化したライブハウスもあり、ハイブリッド型の運営で生き残りを図る動きも見られます。
また、観客の意識にも変化があり、マスク着用や換気への配慮を求める声が残る一方、モッシュやダイブなど従来のスタイルを求める層も戻ってきています。
地域差も顕著で、都市部では集客が回復傾向にあるものの、地方の小規模ライブハウスは人口減少や交通アクセスの課題から厳しい状況が続いています。
総じて、ライブハウス業界はコロナ禍の危機を乗り越えつつあるものの、新たな運営スタイルへの適応や持続可能な収益モデルの構築が今後の課題と言えるでしょう。
コロナにより一方的に追い込まれたライブハウスは悪くない。
SNSなどの情報で確認できているものが上記になりますが、それ以外にも閉店しているライブスペースはあるかもしれません。また、コロナが直接原因で閉店したわけではないライブハウスもありますが、因果関係を第三者が確認するのは難しいので、一律、コロナ以降閉店したライブハウスということで、ここに残しておきました。
一刻も早く、ライブハウス=コロナであるとか、ライブハウスにいってはいけないと言ったような謝った風評以外が解消されることを心より願っております。
よく
ライブハウスはオワコンのようなツイートを見かけます。
一つわかっていることは、そんなことはありません。
人にとって必要なものであったから、こうしてこんなにもたくさんのライブハウスが東京に建てられたのだと思います。
ライブハウス経営は人に必要なエンターテイメントを提供するビジネスです。遊園地やテーマパーク、映画館などとなんら代わりはありません。
一刻も早く、ライブハウスが差別を受けない日常が戻ることをことを心より願います。
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